130万の壁ってナニ!? 第3号被保険者が働く場合の「収入」と「年金」の話

【ママからのご相談】
最近テレビなどでよく聞く、103万の壁とか130万の壁って具体的にどんなことなのですか? 今は出産を終えて専業主婦をしていますが、将来のことを考えると知っておきたいと思いました。

a 年金のしくみをしっかり理解する。

「結婚作家」池です。ご質問ありがとうございます。

テレビや新聞などでもよく見ることがある話題ですね。これは、女性に関わらず専業主婦(主夫)も同様に関係している年金の問題です。

そして、これからお仕事をしたいとご相談者様のように希望を持っている方は、特に知っておくと参考になります。

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(1)第3号被保険者って何だろう?

今話題に取り上げられているのは、第3号被保険者の国民年金制度の見直しを検討しているという点です。日本の中では、様々な働き方をしている方が多くいらっしゃいます。専業主婦(主夫)、会社員、自営業者、などなど。

まず、第1号被保険者と呼ばれる方のお仕事としては、自営業者や学生が当てはまります。

そして、第2号被保険者は、会社員など厚生年金に加入されている方や、共済年金に加入している公務員などです。

現在、見直しが検討されている第3号被保険者とは、第2号被保険者に扶養されている被保険者。つまり、専業主婦(主夫)ということです。

第3号被保険者は、配偶者が加入している厚生年金や共済年金から関わる保険料を負担していることから、将来的に年金が受け取れるということになるわけです。

しかし、様々な問題もあります。その中には、第3号被保険者の条件として、年収は130万円未満とされているため、その範囲を超さないように仕事を行うと考え、キャリアの幅を狭めてしまう可能性があるのです。

(2)制限をしながら仕事を選んでしまう現実

130万の年収を超えないように仕事を探す、それは、本来もっと働ける男女が制限をかけて仕事を選択することに繋がります。

税制上では103万の壁、年金や健康保険の面では130万の壁とも言われています。みずほ総合研究所のレポートによると、実際にこの壁に対して、仕事の制限や調整をしたというパートタイム労働者は17.5%とあります。

2012年年度末時点で、第3号被保険者の方は960万人。男性は11万人、女性は949万人です。もし、この方々が壁を気にせず全力でお仕事をできたら、日本の経済は変わる気がしませんか?

(3)女性の働く力を見直す

特に女性の割合が多い、第3号被保険者。アベノミクスの成長戦略の一つである、「女性が輝く日本」との繋がりも何となく見えてくるのではないでしょうか。

今、女性の働く力に皆が注目しています。

見直されるまでには、様々な議論が行われることでしょう。ただ、これまで仕事を思い切り出来なかった理由に、税制や国民保険での壁を感じていた方にとっては。思い切り仕事をし、夫婦、同じスタンスで家庭を育んでいくことが出来るチャンスとなるかもしれません。

男女共に、仕事をし、子育てを分担する。まさに、「共育」の時代になっていきます。やりがいのある仕事を思い切り励み、愛するパートナーと愛しい子どもたちを育める。

そんな結婚生活を共に創る時代になるのかもしれませんね。

【参考リンク】
働き方に中立な年金制度の構築を | みずほ総合研究所(PDF)

●ライター/池倫子(結婚作家)

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