傘固定も違反? 雨の日に子供を自転車で保育園へ送り迎えするコツ

【ママからのご相談】
今年から保育園に通い始めた1歳児の母です。やっと保育園までの自転車通いに慣れてきたと思ったら梅雨の到来。雨の日に保育園に通うのがひと苦労です。

雨の日も自転車で保育園に通いたいのですが、よい方法はありますか?

ご相談いただきありがとうございます。女性の働きスタイル研究家のアボカドチョコです。

雨の日に小さい子どもを自転車に乗せて保育園に行く過程はなかなか苦労しますね。

今回は、雨の日に幼児を自転車に乗せる際のコツを5つ探してみました。

雨の日に、自転車で保育園に行くコツ11選

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(1)子どもは、レインコート+ヘルメット

自転車の子ども椅子に「雨用カバー」を装備。子どもはレインコート+ヘルメットを装着。

子どもが最も濡れないのは、子どもと椅子を透明カバーですっぽり覆うタイプの雨用カバーです。

一部濡れるタイプのカバーを使う場合は、長めのレインコートを着せ、子どもの頭にレインコートの帽子をしっかり被せた後にヘルメットを装着します。

(2)ママは、レインブーツ+レインコート+雨用の帽子

ママは、全身が濡れないよう「レインブーツ」と「レインコート」と「雨用の帽子」を着用。

最近はかわいらしいレインコートも増えました。裾の長いレインコートを着て、雨用の帽子を被るのが基本スタイルのよう。

自転車をこぐ保育園ママには、レインジャンパー+レインズボンでまったく濡れないよう完備している方もいます。

カゴまで覆えるレインカバーも販売されていますね。足元が濡れたときのために、バッグに着替えを入れておくといいでしょう。

(3)荷物が濡れない対策

大きなビニール袋を常備、または、荷物カゴにカバーを! 荷物用のカゴに雨用カバーを付け、荷物をビニールに入れてカゴに入れるのが一番良い方法。

大きなビニール袋に保育園バッグやママの荷物(貴重品以外)をドサッと入れても可。

ママがバッグに入れる大切な書類やデジタルグッズ等は濡れないよう、ビニールで包んだ上でバッグに入れると良いでしょう。

(4)常に、自転車のどこかに「ミニタオル」をはさんでおく

突然雨が降ってきたとき、自転車を目の前に「ハンカチがない」「ティッシュも切れた!」という事態は発生しがち。

そんなときのために、自転車のどこか(子ども用椅子や荷台のどこか、またはサドルの下)にミニタオルを挟んでおくと便利です。

(5)最初は、自家用車orタクシー利用もアリ

家から保育園への距離が長い場合、慣れないうちは自家用車やタクシーの利用を考えてみてもよいと思います。

長い距離を自転車で走る途中、あまりに濡れて風邪をひくことに比べれば「自家用車を走らせること」「少し高くてもタクシーを利用すること」は賢明な策かもしれません。

そのうち、保育園に通う道に慣れれば「これくらいの雨なら自転車で行けそう」というタイミングが生まれるでしょう。

(6)使い捨てコンタクトを活用

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雨の日にメガネをかけて自転車を運転すると、水滴がレンズについてしまい視界が悪くなってしまいます。

当然周りの状況がよく見えなくなってしまうため、事故を起こしてしまう可能性も高くなるでしょう。

そんなときは、コンタクトレンズを使うようにしましょう。たまにしか使わないとなると管理が難しくなるので、使い捨てのものを用意しておくのがおすすめ。

どうしてもコンタクトが難しいという場合には顔の前面を覆う大きなサンバイザーという方法もあります。使用前に曇り止めスプレーをしておくのを忘れずに。

(7)レインコートは大きめをチョイス

レインコートを選ぶ際には、ワンサイズ大きなものを選ぶようにしましょう。冬場は中に厚手の洋服を着込むため、フルシーズン使うためには余裕を持ったサイズ選びが重要です。

また、子どもを乗せての走行はただでさえ不安定になりやすいため、リュックなどの荷物もカゴではなくできるだけ背負った状態にし、その上からレインコートが着られるようなサイズ選びをしてください。

(8)滑りやすい場所を避ける

雨の日の自転車は非常に滑りやすくなっています。

特に、マンホール、白線、側溝の金網などは滑りやすく、上に乗ってしまうと転倒してしまう危険が高いため、できるだけ避けて走行するようにしましょう。

カーブにさしかかるところでは一層注意が必要です。

また、ブレーキ自体も効きにくくなっているため、いつもよりスピードを抑えて落ち着いた運転を心がけてください。

(9)ジェスチャーを大げさにする

レインコートを着て頭からフードをかぶっていると、自転車に乗っている人の動きが分かりづらくなります。

晴れた日であれば進路を変えるときに車が気付いてくれることも、雨の日では伝わりにくいことも。

そのため、進路変更や右左折をする場合には手をあげるなど、動きをオーバーにして周りの車に自分の動きを伝えるようにしましょう。

手信号などもありますが、車の運転手に自分の行動を察知してもらえれば特に難しく考える必要はありません。

(10)徒歩で通園する

保育園・幼稚園までそれほど遠くないという場合には、雨の日だけ徒歩で通うようにしてみてはいかがでしょうか。

子どもと会話しながらコミュニケーションの時間にもなりますし、子どもにとって雨の日というものはいつもと違った楽しみがあり喜ばしいもの。

もちろん時間がかかるため早く家を出る必要がありますが、子どもの安全を考えると“自転車通園を諦める”というのもひとつの選択肢です。

(11)子どもの着替えを準備する

レイングッズで全身を覆っても、隙間から水が侵入して中の洋服が濡れてしまうということもあります。

子どもが濡れてしまうと一日中濡れた洋服で過ごさなければならなくなり、風邪を引くことにつながるため、雨の日は着替えを用意しておきましょう。

濡れていなければママが持ち帰ればいいだけですので、子どもの荷物になるということもありません。

道路交通法の改正で、傘を固定しての走行も違反に?

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自転車の取り締まり強化のために道路交通法が改正

改正された『道路交通法』が2015年6月1日から施行され、“危険な自転車運転者に対する講習制度”というものが始まりました。

今までも法律上は自転車の交通違反というものはありましたが、違反に対して罰則が重すぎるということから摘発が難しく、実質的に見逃されているという状況でした。

この改正により、新たに自転車の危険行為として罰則の対象となる14の項目が設けられ、違反行為に対して積極的な取り締まりを行うことが目指されています。

傘さし運転も違反の対象に

新たに設けられた14項目のうち、傘さし運転は『安全運転義務違反』に該当し違反となることとなりました。

これらの違反を3年以内に2回以上繰り返すと、自転車運転者講習(有料)の受講命令が義務付けられることになり、受講を無視した場合には5万円以下の罰金が科せられます。

この14項目の中には信号無視や酒酔い運転など明確に行動が規定されているものもありますが、『安全運転義務違反』に関しては道交法第70条にある「他人に危害を加えないように運転しなければならない」というものが基準となるため、違反行為にあたるかどうかは判断が難しいというものも多いようです。

傘を固定しても違反に問われる

では、ハンドルに『傘立て器具』を装着し、傘を固定した状態で運転することはどうでしょうか。

両手はしっかりとハンドルを握っているため問題ないようにも思えますが、これは『積載物の大きさ制限超過違反』となる可能性があります。

東京都の定める道路交通規則では、固定器具から幅30cmを超えるものを積載することが禁止されており、開いた状態の傘はこの制限を超えてしまうため違反となってしまいます。

これ以外にも、

・固定が不十分で走行中に脱落し事故を引き起こした
・歩行者の妨げとなりぶつかった

などの事情があれば、上記の安全運転義務違反にも該当する可能性があるでしょう。

なお、都道府県が独自に定める『道路交通規則』において、傘立てを使うか使わないかに関わらず、自転車に乗るときの傘の使用を全面的に禁止しているところもあります。

この規則があるのは、青森県、岩手県、山形県、静岡県、福井県、三重県です。

この他、“交通量が少ない場合”など条件付きで許可するところもありますが、今後、自転車運転に対する厳罰化は一層進んでいくと考えられるため、固定であろうと傘さし運転はしないよう心がけるべきではないでしょうか。

まとめ

「改正道交法」や「雨の日の自転車送迎のコツ」などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

自転車の悪質な走行が社会問題となり、法律の改正が行われるまでになりましたが、まだまだ自転車にヒヤリとさせられることも多いのではないでしょうか。

子どもの送り迎えという立場であれば、相手を怪我させるというだけではなく、乗っているわが子を危険にさらしてしまうということになるのです。

後悔することのないよう、安全な運転を心がけて雨の日の送迎を乗り切ってほしいものです。

●ライター/アボカドチョコ(女性の働きスタイル研究家)
●追記/パピマミ編集部

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