買い出しから食べ終わるまで油断大敵! 食中毒を徹底的に予防する6STEP

【ママからのご相談】
夫と2歳の娘との3人家族です。これからの季節、食中毒が心配です。帰宅後は手洗いをしたり、賞味期限をチェックして料理したりはしていますが……特に娘が食中毒になるのが怖いので、他に気をつけることがあれば教えて下さい。

a 「今まで大丈夫だったから今回も大丈夫」という意識を変える。

ご相談ありがとうございます。個性幼児教育専門家・おうちサロンプロデューサーの赤井理香です。

前回の『食中毒を引き起こす原因と注意すべき時期』に引き続き、今回は、厚生労働省が発表した対応策を基に、食中毒予防法をお伝えしたいと思います!

「食中毒予防の3原則」は、食中毒菌を“付けない”“増やさない”“やっつける”の3つです。

では、具体的にどんなことに気をつければ良いのでしょう。

「食材を買う瞬間」から「食べるとき」まで、各段階で、この3原則を実践するためのポイントをご紹介します。

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(1)食材を買う時

・消費期限を確認
・肉や魚などの生鮮食品や冷凍食品は最後に購入
・肉や魚などは汁が他の食品に付かないようにそれぞれ分けてビニール袋に入れる。できれば保冷剤(氷)を利用
・購入後はすぐに帰宅

買い物からの帰宅途中、ついつい井戸端会議に花が咲かないように気をつける必要がありそうです。

(2)家庭での保存

・帰宅後、生鮮食品はすぐに冷蔵庫へ保管
・肉や魚は汁が漏れないように包んで保存
・冷蔵庫は10度以下、冷凍庫は−15度以下に保つ
・肉、魚、卵などを取り扱う前後に必ず手指を洗う
・冷蔵庫や冷凍庫は適度な空間をつくる(詰めすぎると冷気の循環が悪くなる)

冷蔵庫や冷凍庫の温度は、夏と冬で大分設定温度が変わります。夏本番になる前の今の時期に、温度を低く設定しなおすと安心ですね。

(3)下準備

・調理の前に石けんで丁寧に手を洗う
・野菜などの食材を流水できれいに洗う
・生肉や魚は、生やそのままで食べるものから離す
・生肉や魚、卵を触ったら手を洗う
・生肉や魚を切ったまな板や包丁は必ず洗って熱湯消毒する(包丁やまな板は肉用、魚用、野菜用と別々にそろえて使い分けると安全)
・ふきんやタオルは清潔なものに交換。台所は清潔に保つ
・冷凍食品は使う分だけ解凍し、冷凍や解凍を繰り返さない

冷凍食品をお子様のお弁当に使う場合、これからの季節は特に注意が必要ですね。

上記の注意点を参考にしながら、昔ながらの知恵もプラスして、防腐剤の役割がある梅干しご飯にするのも良いかもしれませんね。

(4)調理

・調理の前に手を洗う
・肉や魚は十分に加熱。中心部分の温度が75度で1分間が目安

バーベキューなど、野外でお肉を食べる時に、火が通らないまま食欲に負けて食べる人がいないよう、目を光らせる必要があるかもしれません。

(5)食事

・食べる前に石けんで手を洗う
・清潔な食器を使う
・調理後はすぐに食べる(作った料理は、長時間、室温で放置しない)

手洗いの重要性は繰り返し言われていますが、石鹸で中途半端な手洗いをすると、手のシワや爪などに入り込んだ菌が洗い流されず、逆に手の表面に菌が広がってしまう可能性があるため、20秒以上かけて、しっかり泡立てた石鹸でしっかり洗うことが大切だそうです。

(6)残った食品

・作業前に石けんで丁寧に手を洗う
・清潔な容器に保存
・保存して時間が経ちすぎたものは思い切って捨てる
・温め直すときは十分に加熱
・少しでもあやしい時は食べずに捨てる

「もったいない」と思うこともあるかもしれませんが、家族と自分の命と健康を守るために、「買った食材はすぐに使う」努力をするとともに、「少しでもあやしいものはすぐに処分する」と決めることも大切ですね。

最後に……

食中毒は、時には命を落とす危険性もあるほど怖いものです。

もし、嘔吐や下痢などの症状が出て、食中毒の可能性があると感じたら、市販の下痢止めなどの薬を服用することで、原因物質を排除しようという体の防御反応に逆らうことになり、悪化する場合があります。自己判断せずに早めに医師の診断を受けましょう。

以前食中毒にかかったことのある友人は、「あの苦しさを経験すると、あやしい食品を処分することに抵抗が全くなくなる。本当に死ぬかと思った」と話していました。


前回コラムでお伝えしたように、食中毒を引き起こす菌は、見た目や臭いではわかりません。

手洗いの徹底とともに、「今まで大丈夫だったから今回も大丈夫」という意識を変えて、予防法を実行して、確実に食中毒を回避し、自分と家族の健康を守りたいですね。

【関連コラム】
・(前編)食中毒を引き起こす原因と注意すべき時期
暑い季節は食中毒が心配! 傷みにくい安全なお弁当づくりのコツ
お弁当のおかずを傷みにくくするコツ5つ

【参考リンク】
食中毒 | 厚生労働省

●ライター/赤井理香(個性幼児教育専門家)

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