子供の交通事故を防ぐために教えるべきこと7つ

【ママからのご相談】
小学校1年と3年の息子がいます。小学校に入学してから、子どもが遊びに行く範囲がかなり広がりました。幼稚園時代は親も一緒に付き添っていましたが、一人で友達の家に行くこともあり、交通事故などが心配です。子どもにも日頃から「車に気を付けて!」と声を掛けていますが、時々ヒヤッとする道の渡り方をしている子の姿を見かけることもあって、とても心配です。どういう指導をしたら良いのでしょうか?

a 子どもの事故の特徴を知り、具体的に繰り返し教えることが必要です。

ご相談ありがとうございます、転勤族フリーライターのパピルスです。

小学生になると、親と一緒に行動していた幼稚園時代と変わって、友達と公園で待ち合せたり、一人で友達の家に遊びに行ったりと単独行動が増えますね。つい先日までは幼稚園児だったのに、と思うと一人で行動させるのが心配になるのも当然のこと。

しかし、いつまでも親が一緒に付いて行けるわけでもありません。一人でも安全に行動できるように教えていく必要がありますね。

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小学1・2年生は5月〜7月に事故が激増、学年による事故の特徴は?

小学生の交通事故の実態はどうなっているのでしょうか。警視庁と警察庁がまとめた交通事故の特徴を参考にみてみましょう。

まず警察庁のまとめた調査(5年間の合計値)によると、小学1年生と小学2年生では5月〜7月にかけて、歩行中の死傷者数が大幅に増加しています。また、1年生では夏休みが明けて、1か月が過ぎた10月・11月も要注意です。3年生〜6年生では一年を通して発生件数はほぼ横ばいです。

また、歩行中死傷事故の発生時間帯は、14時〜16時が30.5%、16時〜18時が34.1%となっており、ほとんどの事故が下校時から夕方に発生しています。

事故にあった際には67.3%のケースで法令違反があり、中でも「飛び出し」が58,9%を占めています。

警視庁のまとめた調査では、「状態別・学年別発生状況」に注目してみます。1、2年生では事故の約6~7割を歩行中の事故が占めるのに対し、3年生以上では約6割~7割を自転車乗用中の事故が占めています。3年生以上では、自転車で移動する児童が増えることが関連していそうです。

自転車での事故の発生は、7割以上が交差点か交差点付近、状況としては出会い頭の事故が約7割となっています。

これらの調査結果を踏まえて、保護者はわが子に「どういう状況で事故にあいやすいのか、どうしたら防げるのか」を教える必要があります。

事故を未然に防ぐために保護者が子どもに教えておきたいこと

警視庁のHPでは、子どもの交通事故の事例を挙げて、事故に遭わないために次の7点を守るよう書かれています。

(1)信号を守る。信号が青でも、横断歩道を渡っていても必ずしも安全でないと知ること。必ず右左を確認し、車が停止しているか、『運転手が自分に気づいているか』を確認してから渡る事。
(2)子ども(13歳未満)は、自転車で歩道を走っても良い(平成20年施行の道路交通法より)ことを教える。ただし、歩行者が多い場合は自転車から降りて、自転車を押して歩くようにすること。
(3)自転車で二人乗りをしてはいけない。
(4)自転車で並走しない。
(5)暗くなってきたら必ず自転車のライトをつける。
(6)「止まれ」の標識のあるところでは、一度止まって左右の確認をすること。
(7)自転車に乗る時には、ヘルメットを着用すること。

特に、子どもは「危ない」「注意しなさい」といっても伝わりにくいので、具体的に「なぜ危ないのか」「どう注意したらよいか」を、実際に道路や歩道に出て教える必要があるとのこと。自転車で一緒に走りながら教えることも良いでしょう。

自分の歩き方や自転車の運転の仕方だけでなく、周りの車やバイクの動き方、車やバイクの右折・左折の合図の出し方を実際に見て覚えさせることも大切なポイント。

また、一度教えただけではなかなか子どもの身につかないもの。繰り返し何回も教えることが必要だそうです。


子どもの交通事故は、自宅から500メートル以内で起こることが多いのも特徴の一つ。

一人で出歩くことの増える小学校1、2年生だけでなく、自転車での外出が増える3年生以上のお子さんにも、ぜひ一緒に外へ出て、「安全な歩き方」や「自転車の乗り方」を教える機会を作りたいですね!

●ライター/パピルス(フリーライター)

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