褒めるフリして実は攻撃してくる『マウンティングママ』から身を守る方法

【ママからのご相談】
幼稚園の娘がいます。同じ幼稚園に通う女の子のママのことで相談です。

彼女は、とても面倒見がよく、私や娘をいつも気にかけてくれる優しいママです。

年齢も出身地も近いことから、仲良くなりました。家も近いので、幼稚園が終わった後に遊んだりして過ごす時間が多く、ますます親近感がわいて仲良くするようになってきました。

先日、小学校受験の話になったときに、「○○ちゃんはしっかりしてるからお受験向きよね。うちの子なんてボーッとしてるからダメだわ」と言われました。

娘を褒められたように感じ、うれしかったのですが、後から実は彼女の娘さんは、すでに難関小学校対策のお受験塾に通っていてとても成績もいいようだと他のママさんから聞いて、彼女のことが分からなくなってしまいました。

それ以来、なんとなくモヤモヤした気分が残ります。最近は彼女の言動には何か裏があるように思えてしまいます。

子どもの友達だし、大事にしたいけど、今後どうやって関係を続けていけばいいのでしょうか?

a 気づかないうちに“マウンティング”されてたのかも

こんにちは。マリッジノート専門家の湯原玲奈です。

お子さんが小さいうちは子どもとママがセットでお付き合いする機会は多く、子ども同士の人間関係以上にママ友同士の関係性が難しいことも。

子どもの成績や夫の年収など、自分自身以外のことでそれぞれの“立ち位置”を評価しがちであることも特徴的です。

最近、「人より自分が優位に立ちたい」という目的で相手に発言をすることを、『マウンティング』というそうです。

どの年代にもいるとは思いますが、ママ友の世界こそ『マウンティング女子』なるものが蔓延しているのではないかという仮説を元に、幼稚園~小学生のお子さんを持つ、30~40代の女性に取材してみたところ、こんな体験談を聞くことができました。

『ママ友に「いつも本当におしゃれでステキね」と言われましたが、そのとき着ていたのはユ○クロ。「やだ、そんなことないわよ~これだってユ○クロよ~」と返しました。

すると、「そうなのー? でもおしゃれなのね~。私はいつも高島屋で買うからユ○クロ行ったことないのよ~」と言われました。後から「あれは自慢?」と気づき、なんだかモヤモヤ』(36歳・幼稚園ママ)

『塾に行っている息子。同じクラスのママに、「息子さん、週に3日も塾に行くなんてすごいわ~」と言われ、「そんなことないわよ。本人いやいや行ってるみたいだし」と返答。

それに対し、「行ってるだけえらいわよ。うちなんか塾に全然行ってないんだから」……後でわかったことですが、彼女の息子はうちの息子よりも成績がよいのです。塾に行ってないけどデキル息子っていう自慢?』(42歳・小学生ママ)

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出るわ出るわ体験談の数々!

その特徴としては、

(1)一見、褒めているので一瞬だけは気分がよい気がする
(2)そのときは気づかないけれど後からじわじわ気分が悪くなる

ようで、決して元々“人当たりが悪いタイプ”の人が発言するわけではないんですね。

心地よいと思えないおつき合いは、続けなくて良いと思います。

お付き合いする相手は選びましょう。大事な人生の時間ですから、一緒にいて心から楽しいと思えない関係を続けるのは時間のムダ。

子どもの友達であることを気にするママさんは多いですが、ママがツラい顔をしているのを子どもは喜びません。

それに、子どもはすぐに別のお友達ができますから大丈夫。

ご相談者さんの場合も、相手の方は悪気はないのかもしれませんが、もしかしたら『マウンティングママ友』なのかもしれません

無意識に相手を格付けするのは女性の特徴とも言えます。

そういう方は、自分や、自分を取り巻く環境(例えば夫や家族)を自慢することでしか、自分の価値を表現できないと思っている、かわいそうな人なのかもしれません。

自分自身の軸をしっかり持って、自分自身をきちんと認めてあげている人は、少なくともこういう発言はしないと思います。

ですから、もしそういう発言をされることがあったら、逆にあなたも褒めちぎってあげてください

だって、発言をしている人こそが、相手にもっと褒めてほしいんですから、きっと。

●ライター/湯原玲奈(マリッジノート専門家)

編集部追記

今回のコラムでは、ママ友マウンティングの体験談や対処法についてお話ししていただきました。

「ママ友のマウンティング(格付け)」について、一般的にはどう言われているのか、編集部でまとめてみました。

そもそもマウンティングって何?

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テレビやネットなどでたびたび話題になる“マウンティング”。

実はマウンティングという言葉は、もともと霊長類の習性からきているのをご存じですか?

ゴリラやサルなどの霊長類は、自分の優位性を示すために力を誇示する習性がありますが、その際に相手にのしかかることが多いそうです。

英語ではまたがったり乗ったりすることを、マウント(mount)というため、このような行為をマウンティングと呼ぶようになったのです。

また、それが転じて、他人をおとしめて自分の優位性を保とうとする人間同士の自己顕示行為も同様にマウンティングと称されるようになりました。

つまり、「ウチの夫社長だから忙しいのよねー」などと呟いている嫌われママも、サルやゴリラと同じく動物の本能に従ってマウンティングに勤しんでいるわけです。

マウンティングの例4つ

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人間同士のマウンティングには、どのようなものがあるのでしょうか。以下では、主なマウンティングの例を挙げていきます。

(1)カウンセラー型

求めてもいないのに手を差し伸べてくる過干渉タイプのマウンティングです。

具体的には、相手から相談されたわけでもないのに勝手にアドバイスをする、相手の好みや考えを一切考慮せずに自分の意見を強要する、などの特徴があります。

例:「○○ちゃんは顔はいいんだからさ〜、もっと良い服着ればいいのに。私が着なくなったやつあげようか?」

(2)自虐型

悲劇のヒーロー・ヒロインを演じつつ、しっかり自己顕示も怠らないちゃっかりタイプのマウンティングです。

自分を卑下した上で相手を褒め、さりげなく自分の自慢を言葉の中にちりばめて優位性を主張します。

例:「彼女できてから不自由だわー。独身のお前がうらやましいよ」

(3)博識型

相手が知らないであろう情報をべらべらと列挙し、ポカンとしている相手に「やれやれ」といった態度で情報を分け与えて優位性を主張します

例:「このブランド知ってるか? 今海外でものすごいブームなんだよ! 後でサイトのURL送ってやるよ」

(4)司会型

会話を仕切ることで自分の存在感をアピールするマウンティングです。

ありとあらゆる会話に横槍を入れ、自分が登場しない会話を撲滅していきます。

例:「その話も私知ってる! しかも私が聞いた情報によると〜……」

ママ友マウンティングが一番怖い!?

実はマウンティングの中で最も恐れられているのがママ友マウンティング。

夫や子どもが引き合いに出されることも多く、自分だけでなく家族にまで影響を及ぼす可能性があることから、より慎重な対応が求められます。

ママ友によるマウンティングには、ママカーストの存在が大きく影響しています。

ママカーストとは、ママたちが自分の立場を明確にするために格付けし合うことで、ピラミッド型の序列によって構成されます。

評価基準にはさまざまなものがありますが、主なものとしては、

・子どもの見た目
・子どもの成績
・夫の職業や収入
・持ち家の有無
・ママの学歴
・ママの見た目
・ママの働き方

などがあります。これらの要件を総合的に評価することで、ママたちは序列を作り、自分の地位を明確なものにしていきます

ドロドロすぎ! 本当にあったママ友マウンティング4選

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表面上は仲良く見えるのに、笑顔の裏ですさまじい殴り合いが行われているママ友マウンティングの世界。

ネット上には数多くのマウンティングエピソードが存在するので、以下ではその中でも特に目立った話をご紹介いたします。

(1)「え? 平社員なの?」

『ママ友とランチしてたとき、自然と夫の職業の話になりました。「ウチの旦那は弁護士なのぉ!」と急に大声を出すママ友。「それであなたの夫は?」と聞かれ、普通の会社員ですよ、と返すと、「え? 平社員なの?」とこれまた大声。殺意がわいた』

鳥肌が立つほどのウザさを感じるエピソードですが、夫の職業でマウンティングするママは多いです。

こういうタイプの人は事前に下調べしている可能性があるので、夫の職業については他のママにもあまりべらべらしゃべらないようにしましょう

(2)幼稚園を勝手に選別してくる

『仲良くなったばかりのママ友が、いきなり年収を聞いてきて「それくらいの年収なら○○幼稚園は無理ねー。普通のとこにしたら?」と勝手に幼稚園を選別してきた。余計なお世話だバカ! って思ったけど言い返せなかった』

求めてもいないのに手を差し伸べる、カウンセラー型のマウンティングですね。無視するしか手だてはありません。

(3)「ウチは高級車だから……」

『ファミリーカーを持っているからか、急に子どもを送迎して欲しいと頼んできたママ友。場所も逆方向だったし、お互い協力するならと伝えたら、「ウチは高級車だからあんまり運転したくないのよね〜」のひと言。イカれてんのかと思ったけど笑顔で流しました』

マウンティングママは時に常識を越えた見解を示すことがあります。

向こうは悪気がないことが多いので、なるべく相手を傷つけないように断りましょう

(4)5千円ランチでママ友を選別

『とあるママ友グループにランチに誘われたときのこと。せっかくだからご一緒しようと思ってお店のサイトを見たら、ランチが5千円だったので驚愕して断りました。後から聞いたら、他のママも同じように誘われていたらしく、こっそり格付けされていたようです』

わざと高級なランチに誘い、困る庶民ママを見て笑うお金持ちママは少なくないようです。

無理して付き合っても得はないので、「距離を置くきっかけになってラッキー」くらいの気持ちで受け流したいものです。

マウンティングするママの特徴

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自分の優位性を誇示して楽しむマウンティングママですが、その行動の裏には“自分の弱さ”をカバーしたいという理由が隠されているようです。

ここでは、マウンティングするママの特徴についてご紹介いたします。

自分に自信がない

マウンティングをして自分の地位を上げたいと願う人には、自分に自信がないことが多いようです。

幼いころに褒められずに育った、周囲のママに対してコンプレックスを感じている、といったママは特に承認欲求が強い傾向にあります

他人よりも人一倍「自分のことを認めて欲しい」という気持ちが強いことが、マウンティングの原因になるのです。

劣等感が強い

他人と比較することでしか自分の価値を見出せず、常に劣等感を抱いている人もマウンティングをしやすい傾向にあります。

他人に対する優越感は一時の感情でしかないので、このタイプのママは次から次へとマウンティングを繰り返します

上手にマウンティングをかわすコツ

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ママ友によるマウンティングに巻き込まれないためには、とにかく同じ土俵に立たないことが大切です。

悔しさからマウンティングに対して真っ向から挑むママもいますが、これはNG。

どんなにいら立つ言葉をかけられても、スルーするようにしましょう。攻撃を受け流し続けることで、次第に相手は興味を失っていきます

まとめ

「ママ友マウンティングの例」や「マウンティングをするママの特徴」などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

ママ友からのマウンティングは非常に憂鬱なことですが、軽く受け流す心の余裕を持つようにしましょう。

触らぬ神に祟りなし。面倒なママとは一定の距離を置くことが大切です。

(パピマミ編集部/上地)

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