なぜランキング43位!? 世界諸国と比較して分かる日本の「幸福度」とは……

【ママからのご相談】
先日、ママ友数人で集まりお茶をして、子育ての話、家庭の話、仕事の話をしていて、可愛らしい愚痴や深刻な問題もあり盛り上がったのですが、その中で「しあわせなのか?」という問いにとても引っかかりました。我が家は、私も主人も仕事は順調で子どもにも恵まれ「しあわせ」だと思うのですが、以前、報道で日本の幸福度は思った以上に低かったのを思い出しました。日本はあまり「しあわせ」ではいのでしょうか。

a 『世界幸福度報告書』で日本は43位。

こんにちは。ソーシャルビジネス・コンサルタントの片山知行です。パパの子育てやワーク・ライフバランス支援などをライフワークにしています。

おっしゃられているのはおそらく、国連が2013年9月に発表した『世界幸福度報告書』だと思います。

日本は156か国中43位でした。ちなみにこれは、「一人当たりGDP」「健康寿命」「頼ることができる人の存在」「人生の選択での自由度」「汚職のなさ」「寛大さ」という6つの要素からスコアリングされたものです。

この調査での上位は、1位からデンマーク、ノルウェー、スイス、オランダ、スウェーデンと続き、世界一の経済大国アメリカは13位です。このように、上位は北欧諸国が独占しています。

多くの日本人は(自分を含め)、北欧の人々の本当の暮らしぶりがわからないので、いまいちピンとこないと思うのですが、北欧諸国の特徴としては、小人口(1,000万人未満が多い)、高福祉高負担だということ。他には、所得格差が他の国と比較して小さい、平等が基本概念、日本に比べ資源が豊富であることがあげられます。

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OECD(経済協力開発機構)も発表している幸福度ランキング

一方、各国の暮らしの豊かさ・幸福度の指標を、経済協力開発機構(OECD)が発表しています。

項目は11個あり、「住居」「家計所得」「仕事」「コミュニティ」「教育」「環境」「市民参加」「健康」「生活満足度」「安全」「ワーク・ライフバランス」となっています。

気になる日本の順位は、加盟36か国中21位と、住居、生活満足度、ワーク・ライフバランスが低いです。

1人あたりの部屋、生活の満足度、長時間労働や余暇・ケアに充てた時間を諸外国並みに整えて行けば幸福度は増すと言われています。逆に「安全」は世界最高水準です。

「しあわせ」の指標は

「しあわせ」は自分の心が決めると言いますが、こうやって数値化してみると、何か見えてくるものがあるのではないでしょうか。

住居に関しては、その国の物価もあり、難しいものがありますが、私も推進しているワーク・ライフバランス(仕事と家庭の調和)を重視し、プライベートタイムを充実させれば、生活満足度も上がると思います。


OECDの幸福度ランキングで、低ポイントの項目を頭の片隅に置いて生活をすることも大切かもしれません。これを機に、自身や地域、国民のしあわせを考えてみたらいかがでしょうか。

【参考リンク】
2013年版世界幸福度報告 | 幸せ経済社会研究所

●ライター/片山知行(ソーシャルビジネス・コンサルタント)

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