子どもがO脚やX脚に? 骨格異常を引き起こす“くる病”の原因3つ

【ママからのご相談】
こんにちは。2歳の娘を持つママです。私は紫外線予防のため、あまり娘と外で遊ぶということをしていなかったのですが、そんな私を見かねてなのか、先日、「子供は紫外線をあてないとダメだよ」と母に言われました。「前に何かで見たから」と曖昧なことを言うのですが、本当に子供は紫外線にあてた方が良いのでしょうか?

a 適度な日光浴は、体に必要な栄養素を作り出します。

ご相談ありがとうございます。ママライターのアンジです。

シミ、肌の老化、皮膚ガンのリスクと、紫外線は悪いことだらけのイメージがありますよね。かくいうわたしも、出来れば直射日光は避けて通りたいですし、日差しが強い日には子供にも日焼け止めを塗ることがあります。

ところが、そんな紫外線嫌いのわたしたちに“待った”がかかりました。

昔、栄養不足によって多くみられた「くる病」という病気。それが近年の子育てを取り巻く環境により、また増えてきているらしく、そしてその原因に紫外線不足が関わっているようなのです。

それでは、そんな「くる病」について、今回はお勉強していきたいと思います。

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くる病とは

くる病とは、ビタミンD欠乏、リンの不足からくる骨格異常のことを言い、その中でも小児期の病態を「くる病」、大きくなってからの病態を「軟骨化症」というようです。

「骨格異常」とは実際どうなるのかといえば、「極端なO脚やX脚」が分かりやすい例だそう。

そんな恐い病気である「くる病」が、最近はごくありふれた病気と言えるほど増えてきているようなのです。

原因1:紫外線の不足

先天的な原因として、「遺伝性ビタミンD依存症くる病」というものが複数あります。

ただ、最近増えてきているのは後天的なもの。その一つの原因として紫外線の不足があげられています。

紫外線は、皮膚にあたると体内にビタミンDを作る作用があります。そのビタミンDに、カルシウムやミネラルを骨に沈着させる働きがあり、不足すると骨の生成異常になるようなのです。

現代、お外遊びがどんどん減り、それに伴い、日光に当たる機会もどんどん減っています。

ついでに、過度な日焼け対策、夏場でも長袖を着させたいという親御さんも増えているようですが、定期的に日光の下で遊ばせ、ビタミンDの生成を助けましょう。

栄養は、お腹にいるころから必要ですので、妊婦さんも気をつけて下さいね。

原因2:完全母乳の推進

原因の二つ目として現代の「完全母乳推進」の風潮があげられます。

もちろん、母乳には良いところがたくさんあり、栄養、スキンシップなど、推進されて然るべき理由がたくさんありますが、ことビタミンDに関して言えば、ミルクに比べてとても少ないようなのです。

ママ自身も紫外線にあたる機会が少なく、ビタミンDが不足しがちなのかもしれません。

完全母乳を目指したい方は、出来るだけビタミンDを摂る、また離乳食が始まれば、お子さんにも出来るだけ食べさせるよう心がけましょう。

原因3:アレルギーなどによる偏食

ビタミンDは、紅サケ、さんま、かわはぎ、いわしなどの魚類に多く含まれます。

また、きのこ類、そして卵にも含まれるということなのですが、最近アレルギーなどが原因で偏食になってしまう、そして、子供も魚介類を敬遠する傾向があり、不足してしまう子供が多くなっているようです。

ビタミンDは、しらすやイクラにも含まれます。それから、カルシウムと一緒に摂ると吸収率が格段にアップしますので、お子さんでも食べられるものを見つけ、意識的に摂っていきましょう。


日照時間の少ない北ヨーロッパの方では、ビタミンDのサプリを飲むことが半分義務化しているという国もあるようです。それくらい、ビタミンDと紫外線とは密接な関係があるもよう。

日本では、「ビタミンD不足」が現代病のひとつになりつつある、ということを認識し、気をつけていければと思います。

●ライター/アンジ(ママライター)

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