赤ちゃんにたくさんのスキンシップが必要な理由

【ママからのご相談】
もうすぐ1歳になる子がいます。公園にお散歩に行ったり、親戚に会うと、「赤ちゃんを抱っこさせて」とよく言われるのですが、なんとなく恥ずかしいし、イヤというわけではないのですが、ちょっとドキドキしてしまいます。変ですかね

a 抱っこされると、赤ちゃんにもいいこともくさんです。

ご相談ありがとうございます。ママライターの*SARASA*です。

TVの時代劇など見ていると、赤ちゃんがママやおばあちゃん、ちょっと上のお姉さんにおんぶされていたり、ご近所さんが赤ちゃんを抱いてその間に母親がちょっと用をすましたり。夜は添い寝、家族は川の字に眠り……。日本の伝統的育児は、赤ちゃんにとって肌と肌のふれあい、スキンシップの多い文化だったそうです。

日本古来から続いている、赤ちゃんに好きなときに好きなだけオッパイを与える授乳方法は、母乳育児成功のための10か条(ユニセフ・WHOによる共同声明)にも共通します。

こうして、スキンシップを受けた赤ちゃんは、「オキシトシン」という安らぎを感じるホルモンが脳から分泌されるそうです。このホルモンは、子どもが成長するには不可欠なもの。

そして、子どもがこのホルモンがたくさん出す時とは、繰り返しなでてもらったり、抱きしめてもらったり、手をつないで歩いたり、安心して触れられている時なのだそうです。オキシトシンは別名愛情ホルモン・信頼ホルモンとも言われています。赤ちゃんの時スキンシップが足りない、皮膚感覚が満たされないことでおこる様々な弊害も指摘されています。ひきこもりやキレる子どもの背景に、スキンシップ不足が指摘されることも。

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3歳までに学びたい心の躾『三つ心……』とは?

江戸の町人は子育てに対しこのように躾けましょう、といったそうです。

『三つ心、六つ躾、九つ言葉、文十二、理(ことわり)十五で末決まる』

三つ心

「3歳までは愛情深く子供に接しなさい。人に対する信頼感を植え付け、心の大切さを理解させましょう。人に対する信頼感や安心感は、人間にとって基本となるものです。子どもはあなたの言うとおりにはなりません。親であるあなたの姿を見本にして、そのとおりの姿になります。だからこそ愛情を持ってお手本になりましょう」

という意味になります。「3歳までに家庭で心の躾をしておきなさい」ということですね。

2001世界子供白書によると、子どもが3歳になるまでに 脳の発達がほぼ完了すると書かれています。 シナプスによる接合が急速に拡大して、終生のパターンが作られる。

またこの時期、親や家族、その他の人との、経験や対話が、栄養や健康でいるという要因と同じぐらい、子どもの脳の発達に影響しているのです。

信頼できる方に愛情を持って抱っこしてもらうのは、赤ちゃんにとってとても嬉しいことなのです。

以下は、このように続きます。

六つ躾

6歳までに、挨拶やお箸の持ち方など、親が手取り足取りまねをさせて、スムーズにできるようにしておきなさい。

九つ言葉

9歳までには他人への口の利き方を教えましょう。

失礼がないように、人間関係を円滑にする挨拶ができることが必要です。小学3年生ぐらいまでに、正しい言葉遣いを教えましょう。

文十二

12歳までに、きちんと中身が伝えられる文章を書けるようにします。

十五理(じゅうごことわり)

経済、物理、科学などの森羅万象を実感として理解できるようになりましょう。


と続きます。

大脳生理学では、人間の脳は3歳までに80%、6歳までに90%、12歳までに100%完成するといわれています。そして最後の「末決まる」は、それによって、「その子の将来が決まりますよ」です。

成長の1つずつのステップが、示されていいます。

信頼できる方や、「まあ可愛い!」と言ってくださる方に抱っこされることは、赤ちゃんにとってもいいことがいっぱいです。

そして、赤ちゃんを抱っこするママにもオキシトシンがたっぷり分泌されますよ。今までは、ママとパパと赤ちゃんとの少し狭い世界でした。

これから、自分の足で歩き出すお子さんに、みなさんから愛情を注いでもらいましょう。

【参考リンク】
ユニセフ 世界子供白書2001「幼い子どものケア」 | 日本ユニセフ協会

●ライター/*SARASA*(ママライター)

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