男子高校生の肥満に要注意! 子どもの生活習慣病を防ぐ食卓づくりのコツ

【ママからのご相談】
この春、高校生になった息子の事で相談です。見ていても気持ちがいいくらいよく食べます。夫は、「育ちざかりだから」と半分面白がっているようですが、身長176cm体重98kg。運動部でもないので、少し心配になってきました。私の気にし過ぎでしょうか?

a 若いからと言って油断は禁物!

こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。

ご相談ありがとうございます。食べ盛りの男の子の食べっぷりは見ていて感心するような、呆れるような……。母親としては、少し心配でもありますよね。

旦那様も、父親として見ると、大きな息子さんは逞しく見えるのでしょうが、そうは言っていられない現実があることをご存じでしょうか?

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(1)「成人病」から「生活習慣病」へ

過去、「成人病」と言えば、糖尿病や高血圧などがパッと思い浮かぶほど一般化した病名で、約40年に渡り使用されていました。しかし、1996年、厚生労働省によって「成人病」という名称から、「生活習慣病」に改められる事となりました。

成人病と言われていた当時、加齢が主な原因と考えられていたのですが、子どもの頃からの生活習慣の積み重ねが、発症や病状の進行に深く関与している事が明らかになったからです。

当時は、「子供の糖尿病が増えたから」などと、マスコミで騒がれていたのを、記憶されている方も多いと思います。

(2)男子高校生の44%が、「生活習慣病」予備軍

厚生労働省の調査によると、男子高校生の44%が生活習慣病、もしくは生活習慣病予備軍であることが分かっています。

高校生ともなると、家庭での食事だけでなく、友達とファミレスやファストフード店に行ったり、自分の小遣いの範囲で、お菓子やペットボトル飲料を買う事も可能です。

ペットボトル症候群

市販清涼飲料の多くには、100mlあたり10g程度と、かなり多くの糖質が含まれています。スポーツドリンクでもおおよそ100mlに6g。

ペットボトル症候群は、10代〜30代の男性に多く見られ、症状としては「喉の渇き」「倦怠感」「体重の急激な減少」等があるのですが、典型的な喉の渇きの症状を、単純な水分不足による喉の渇きと誤認し、更に清涼飲料水を飲むことで、いっそうの悪化を招いてしまうことも。

重篤な場合は、糖尿病性ケトアシドーシスとなり、「多尿」「嘔吐」「腹痛」「意識混濁」「昏睡(糖尿病性昏睡)」から、死亡に至る事さえあります。暑くなるこれからの時期には注意が必要です。

(3)家庭の食卓のポイント

外での事を防ぐ事は難しいかもしれませんが、家庭の食卓を変える事で、外でのチョイスも変わる可能性も高くなってくるので、ポイントをいくつかご紹介させて頂きます。

(1)例えお茶でもペットボトルではなく、急須で入れたものを飲ませる。
(2)大皿盛りをやめて、それぞれのお皿に適切な量を盛りつける。
(3)肉料理の場合は、肉の倍量の野菜を添える。
(4)ごぼうや海藻、キノコ類等、噛みごたえのあるものを一品入れ、満腹感を得られやすくする。
(5)お茶碗のサイズを少し小さくして、それに少し大盛り気味にご飯を入れると心理的作用で、大きなお茶碗で同じ量を食べるより満腹感が得られる。


突然、ガラリと変えてしまうと、反動で外食が増えてしまう心配もあるので、徐々に変えていってあげましょう。

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●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

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