実は病気のケースも!? 主婦のやる気が出ない原因と対処法

【ママからのご相談】
はじめまして。まだ子どもが小さいので、家で内職をしているのですが、最近、家事をやるのも、仕事をするのも、やる気が起きず、結局ダラダラと一日を過ごしてしまう日が多く、反省する毎日です。頭ではわかっているのですが、結局後回しにしてしまい、やることは残っているのに、頭だけは疲れている状態です。

どうすればやる気になるでしょうか、自分が甘いのはわかっているのですが、行動を起こすためのきっかけが欲しいので、教えてください。

a 一度「ココロとカラダ」を休ませること

ご相談ありがとうございます。個性幼児教育専門家・おうちサロンプロデューサーの赤井理香です。

わかっていても、やる気が出なくて動けない時はありますよね。

今回は、皆さんがやる気を出すためにオススメの行動をお伝えします!

主婦のやる気が出ない原因7つ

やる気がでない

やる気を出させるには、まず「なぜやる気が出ないのか」という原因を知ることがとても大切です。以下では、やる気が出なくなる主な原因をご紹介いたします。

(1)体の不調

やる気が出ない原因としてまず挙げられるのは、“体に不調がある”ということ。

体の不調とは、疲労や病気などの理由で体調が万全でない状態のことです。

例えば、風邪を引いていたり、徹夜続きで睡眠不足のときはやる気なんて出ませんよね? これは、体が「休みたい」というサインを出しているからです。

健全に生活していく上でこうした体の欲求を満たしてあげることは非常に大切で、体の不調は精神の不調にもつながってしまいます

「やる気が出ない……」という場合は、体の欲求を無視していることが原因かもしれません。

(2)考え事(悩み事)が多い

考え事や悩み事をすることが多い人は、慢性的にストレスを抱えがちです。人は仕事や恋愛、趣味や人生など、さまざまなことで考え事をします。

しかし、その時間が長過ぎたり、抱えている悩みが多すぎたりすると、一つの物事に集中しにくくなります。

集中力が低下すると、やる気の根源である“満足感”や“充実感”を得ることができません

また、考えすぎることは不安やネガティブな感情を増幅させてしまうため、意欲低下につながってしまいます。

(3)目標がない

やる気やモチベーションがない人の多くは、目標や主体性を持っていない傾向にあります。

目的がないと人生に対して意味を見出すことができず、「何のために生きているのか分からない」「頑張っても意味がない」といった無気力の原因になります。

とくに仕事や家事などで毎日ルーチンワークをしている人が陥りやすいとされています。

(4)社会との関わりがない

人間は“社会との関わり”を重視する傾向にあり、集団の中での評価や他者貢献をする喜びなどを基準に生きているとされています。

そのため、社会と関わる機会がないと“自分の存在”に意味を見出せなくなり、ひどい場合には精神病にかかることもあります。

とくに専業主婦は社会からの孤立を感じることが多いとされ、専業主婦のうつの原因の多くは“孤立感”にあるとも言われています。

(5)期待しすぎている

「子どもの好き嫌いを克服させる」「旦那は今日こそ定時で帰ってきてくれるはず」などと期待していたのに、裏切られると落ち込んでしまいますよね。

毎日のようにこういったことが繰り返されると、人は自然と「期待するだけムダ」だと思い込むようになります。

“思考のクセ”は一度定着してしまうと、なかなか取り除くことができません。

仕事をするにも家事をするにも“無意味感”を抱いてしまい、やる気がなくなってしまいます。

(6)運動不足

運動は体や脳を活性化させる働きがあり、ストレスや不安、うつ症状などを改善する効果があります。

しかし、運動不足の人はストレスを十分に発散させることができないため、うつ病や心身症などの症状が出るようになり、やる気が低下します。

(7)やりたくないことをやっている

当たり前の話ではありますが、自分が「やりたくない!」と思っていることに対してやる気は起きませんよね。

例えば、共働きなのに家事や料理を全て自分が担当しているという場合、「なんで私ばっかり!」と不平等感を抱きます。

そんな不満を抱えながら生活していると、「イヤイヤさせられている」という感情が慢性化してしまい、自主性を失ってやる気がなくなっていきます。

やる気が出ない場合に考えられる病気4つ

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一時的にやる気が出ないことは、人間誰しも経験することです。しかし、それが長引いたり、生活に支障をきたしている場合は、病気の可能性があります。

(1)うつ病

やる気が出ないことの他に、不安感がある、イライラが続く、ぼんやりするなどの症状が見られる場合は、うつ病の可能性があります。

【主な症状】
・やる気が出ない
・心から笑えない
・ストレスが原因で不眠症になっている
・朝起きることができない
・集中力が低下している
・死ぬことを何度も考える
・心身ともに疲労感がある

などがあり、2008年の厚生労働省の発表によると、日本には100万人以上のうつ病患者がいるそうです。

主婦の場合は、ママ友トラブル、姑問題、社会からの孤立感などから発症する場合が多いようです。

【治療法】
うつ病の治療には、大きく分けて“十分な休養”と“薬による治療”、“精神療法(カウンセリング)”の3つがあります。

(2)橋本病

甲状腺の機能が低下し、甲状腺ホルモンが減少することによって起こる病気です。

【主な症状】
・やる気が出ない
・イライラが続く
・物忘れが激しい
・動悸がする
・便秘・下痢になりやすい
・脱毛症状がある
・体が震える

などの症状があります。男性1人に対して女性30人ほどの割合で発症するため、女性にとっては無視できない病気とも言えます。

症状が他の病気とも類似することから、判断が難しいとされていますが、橋本病患者には“首の甲状腺の腫れ”が認められるようです。

腫れが大きくなると自分でも触って分かるようになります。

【治療法】
橋本病の治療は、サイロキシンと呼ばれる甲状腺ホルモン薬を使用することで行われますが、完治させることはできないと言われています。

(3)無気力症候群(アパシー)

10代後半〜20代前半に多いとされる病気ですが、主婦にも多く見られます。

病名の通り、無気力状態であることが症状となりますが、全般的に意欲を失っているうつ病とは違い、一部の物事にのみ無気力であることが特徴です。

主婦に見られる主な原因としては、結婚して夢を諦めたことによるやる気の低下、家事育児へのプレッシャーによる意欲低下、などがあるようです。

【治療法】
無気力症候群の治療は精神療法(カウンセリング)を中心として行われます。無気力になっている原因を特定し、解決していきます。

(4)自律神経失調症

ストレスや生活リズム、ホルモンの乱れが原因で発症する病気です。とくに更年期の女性に多いとされています。

【主な症状】
・やる気が出ない
・慢性的な疲労感
・不安感や疎外感がある
・イライラしやすい
・耳鳴り
・偏頭痛
・不眠
・動悸

【治療法】
自律神経失調症の治療法には、薬物療法やカウンセリング、自己暗示をかけて精神の安定をはかる自立訓練法などがあります。

やる気が出ない主婦におすすめの対処法11選

対処法

やる気が出ないことに困っている主婦は多く、無気力は現代病とまで言われています。

そこで以下では、実際に実践したママの声と一緒に、やる気が出ないときの対処法をご紹介いたします。

(1)アップテンポの音楽をかける

『なかなかやる気が出ない時でも、好きな曲を流すとやる気が出る』

「好きな曲を聞いてやる気を出す」という声は多く見られました。

曲は、クラシックから洋楽、邦楽とさまざまでしたが、その多くは、「アップテンポな音楽をかけると自然とフットワークが軽くなる」という意見でした。

私も、掃除をするときには、窓を全開にして、好きな音楽をかけてからスタートします。

映画やドラマでは、気分を盛り上げるのに効果を発揮してくれる音楽。日常のモチベーションアップにも活用したいですね。

(2)ご褒美を決める

『家事を終えてから録画したドラマを見るようにしています。早くドラマが見たくて家事を早くやっちゃおう! と思えます』

自分なりのご褒美を決めて、モチベーションを上げる、というわけですね。

よく男性の方からは、「大きな仕事を終えた後の一杯(ビール)が美味しい」と聞きますが、

・美味しいお菓子を食べる
・ショッピングをする
・ドラマや映画を楽しむ

など、夜に飲みに行くのが難しい主婦の皆様は、日中のすきま時間を上手に使って、自分なりのご褒美タイムにあてているようです。

(3)寝る

『やる気が出ない時は一旦やることは置いておいて寝る』

「とりあえず寝る」というご意見も多くありました。

疲れていてエネルギー不足のときは、無理に動いてもミスをしたり、作業効率が悪くなりがちです。

時間を決めて寝てしまい、起きてスッキリしてからの方が、集中して短時間で仕事が終わりそうですね。

(4)小さな用事から片付ける

『一部屋掃除をすると思うとやる気にならないが、引き出し一つだと片付けようと思える』

「小さな用事から片付ける」ことで、やる気を出す。

確かに、「ゴミを捨てて洗い物してご飯を作って……」と、次々やることが浮かぶと、億劫になります。

まずは「ゴミだけ捨てよう」と、ひとつずつ区切って片付けるようにすると、「めんどくさい」という気持ちが軽減される気がしますね。

(5)外に出る

『なんとなくイライラしたり、全てがめんどくさいと思える時は、思い切ってその時やっていることを中断して散歩や買い物に行くと、気分が切り替わってすっきり、やる気を取り戻せます』

上記のようなご意見の他、

・外で深呼吸するとやる気が出る
・コンビニにコーヒーを買いに行くと気分が切り替わる
・外に行くためにお化粧をすると動く気になる

など、外に行くことや、外出するための準備によってやる気を出すという声がありました。

ご相談者様のように、家で内職をされていたり、専業主婦の場合、「一日家にいて誰とも話さなかった」というときもあるかもしれません。

買い物に出れば、店員さんとの会話がありますし、外の空気を吸うことでリセットされ、気持ちが上向きになれば、やる気を取り戻せそうですね。

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(6)目標を立てる

『何をするにも明確なゴールを決めるようにしました。目標があると頑張れるので』

たしかに目標がないとモチベーションって上がりませんよね。料理をするにせよ、家事をするにせよ、目標を決めておいた方が効率的に動けたりします

また、もっと設定期間を長くして、「半年後に海外旅行する!」という目標を設定すると、日頃の節約に気合いが入るかもしれません。

(7)手を抜く

『やる気が出ないときは手を抜くことに限ります。手を抜けばやる気がなくてもできますから(笑)』

何事も完璧を目指す人ほど、無気力になることが多いとされています。完璧を求めるあまり、家事をすることが怖くなってしまうのです。

しかし、どうしてもやる気が出ないときは、思い切って手を抜きましょう。

夕飯はお総菜ですませる、掃除機は毎日やらず3日に1回やるなど、手を抜いて気持ちのハードルを下げることが大切です。

(8)楽しいふりをしてみる

『無気力になったときは、どんなにつまらないテレビ番組でも無理して笑うようにしてます。信じられないかもしれませんが、本当に楽しくなってきます』

やる気が出ないときは何をしても楽しく思えないものですが、無理矢理テンションを上げるというのも一つの手だそうです。

ちなみに、心理学には『アズイフの原理』というものがあり、“行動”を変えれば“感情”も変わると言われています。

つまり、笑顔をつくれば、楽しい気分になるということです。

(9)オシャレをしてみる

『オシャレな服を着ていると自信がこみ上げてきてモチベーションが上がりますよ』

無気力なときは自分に自信を持つことが大切ですよね。オシャレをすることもその一つです。

とくに女性はファッションでモチベーションが上下しやすいので、一番良いやつを着てテンションを上げましょう。

(10)自分で自分を褒める

『落ち込んでやる気が出ないときは、ノートに自分の良いところをたくさん書いて無理矢理テンション上げてます』

人は褒められると脳内に“ドーパミン”が放出され、やる気が出るようになります。しかし、専業主婦だとなかなか褒めてもらえる機会がありません。

そこで、強引にでも自分で自分を褒めるようにしましょう!

毎日継続して自分を褒めることで次第にやる気が回復していき、ドーパミンが出やすい体質になります。

(11)1日30分の運動をする

『専業主婦なので家にこもりがちなのですが、1日30分だけ運動するようにしたら自然と気分が明るくなりました』

運動不足になると、やる気の元となる“ドーパミン”の分泌量が減少すると言われています。そのため、やる気を上げるには日頃の運動が大切です。

ウォーキングや水泳など、継続しやすいものにしましょう

まとめ

「やる気が出ない原因」や「やる気を出す方法」などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

やる気が出ない期間というのは誰でもありますが、あんまり長引くと病気へと発展する可能性もあります。

上で挙げた対処法を参考にして、できることから少しずつチャレンジしてみてくださいね。

●ライター/赤井理香(ママカウンセラー)
●追記/パピマミ編集部
●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)

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