子供が幼稚園の登園拒否になった時の対処法3つ

【ママからのご相談】
4月から3歳の娘が幼稚園の年少クラスに通っています。ときどき、「(幼稚園に)行きたくない」と言うので、「熱が出た」と嘘をついて休ませたりしていました。

5月の連休明けになってから、その思いが強くなってしまったのか、「絶対行かない!」と完全に拒否してしまい、困っています。行きたくない理由を聞きましたが、「楽しくない!」とだけ答え、詳しく教えてくれません。

先生に相談するのがいいとは思うのですが、まずはこちらで相談させてもらいました。どうか良い対処法があれば教えてください。

a 必ず登園させ、笑顔で見送ろう! 幼稚園の楽しさは行けば分かるはず。

こんにちは。ママライターのKOUです。

相談者さん、かなりのご心労かとお察しします。

なぜならば、私の息子も幼稚園に入園して1週間半すぎたころ、「行きたくない」と言い出して、私自身もかなり動揺したからです。

親子サークルなどで、他の子どもと接する機会を増やしたり、幼稚園の未就園児クラスに入ったりして、園に慣れさせるための準備をしていたこともあり、「まさかうちの子が……」となおさらショックでした。

このとき、何とか家から連れ出して、幼稚園の玄関に到着するも、息子は靴を脱ごうとせずに親子で立ち往生。

次から次へと、お友達が登園し、ママさんたちから「○○くん、どうしたの?」と尋ねられるたびに、息子は私の服の中に顔を隠していました(苦笑)。

皆さんが登園し終わったことを見計らい、私にへばりついて泣き叫ぶ息子を先生が引き剥がし、保育室へ連れて行ってくれました。当時のことを振り返ると、しんどかったです。

では、入園当初に「行きたくない!」と訴える子どもの言い分とはどんなものなのでしょうか?

「いつも一緒にいたお母さんと離れるのがツラい」
「(幼稚園は)毎日行くところだった(と知った)」
「(幼稚園では)好きなときに好きなことができない」
「お友達とトラブルがあった」

など理由はさまざまですが、環境の変化によるものが多いと言われます。

今回は、幼稚園や習い事の先生のアドバイス、私自身の体験などを踏まえ、登園拒否から抜け出すための対処法3つをご紹介します。

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(1)必ず登園させる

幼稚園に入る数か月前、1年近く通っていた習い事の水泳に息子が「行きたくない!」と言い出したことがありました。

そのとき、水泳のコーチから「連れて来てください」とご指導をいただき、息子を無理矢理連れて行ったところ、コーチが暴れる息子を抱っこしながらプールに入れてくれました。

しばらくして、息子も落ち着いたのか、他の子どもたちとともにいつも通りレッスンを受けていました。

コーチいわく、『前回のレッスン中に嫌だなと思ったことがあったのでしょう。少し無理をさせていたのかもしれません。いつも通り楽しいということが分かれば、大丈夫ですから』とのことでした。

幼稚園に通うのも同じです。幼稚園に行かなければ、その楽しさは分かりません。どんなに暴れても連れて行ってください

水泳のときのことがあったおかげで、私も幼稚園を休ませることはしませんでした。泣き叫んでいた息子は、お迎えのころには普通の顔をして戻ってきましたよ。

(2)にこやかな顔をして見送る

私の方を見つめて泣き叫ぶ息子を、先生が抱っこしながら教室へ連れて行くときには、私自身も涙目になりながら見送りました。

お迎えの際も、私が悲痛な表情を浮かべていたところ、担任の先生から次のようなアドバイスをいただきました。

『(入園当初、「行きたくない!」というのは)よくあること。お母さんが動揺していてはダメ。お母さんの不安が子供に伝わります。堂々としていなさいね』

確かに、私にとっても初めての“幼稚園生活”で、幼稚園との関わり方や、他のママさん方とのお付き合いなど不安な気持ちでいっぱいでした。その不安が、息子に伝わっていたのかもしれません。

ママが不安がると子どもに伝わると思います。とにかく、お子さんを笑顔で見送ることを心がけてみてください。

(3)行きたくない理由を無理に聞き出さない

私は、幼稚園を嫌がる息子に「なんで、行きたくないの? 嫌なことがあったの?」と何度も聞いてしまいました(苦笑)。聞けば聞くほど、息子は黙り込んでいました。

大人は、ついつい原因を追究しがちです。理由を言いたがらない子どもには、どのように対処していけばよいのでしょうか?

幼児教室の先生から、次のようなご意見をいただきました。

『慎重なお子さんの場合、新しい環境や事柄に対して不安になっているのだと思います。どんな理由かを聞き出すよりも、何があっても「ママが味方だから大丈夫だ」と言い聞かせてください』

相談者さんのお子さんのように「楽しくない!」と言ったとしても、「何が楽しくないの?」と根掘り葉掘り聞き出すのを止めて、「ママが味方だから、大丈夫!」などと、安心させるような言葉をかけてくださいね


参考になりましたでしょうか?

私自身も幼稚園ママとしてデビューしたばかりではありますが、相談者さんの立場になって答えさせていただきました。

育児中に保育士の資格を取得したといえども、ときどき自信をなくすことが多々ありますから……育児に関しては、教科書通りにはいかないと身に染みています。

まずは幼稚園の先生にご相談してくださいね。

●ライター/KOU(ママライター)

編集部追記

今回のコラムでは、子どもが登園拒否したときの対処法として、「必ず登園させる、ママ自身が動揺しない、理由をむりやり聞き出さない」などのポイントをご紹介していただきました。

「幼稚園に行きたくない子ども(登園拒否、登園しぶり)」について、一般的にはどう言われているのか、編集部でまとめてみました。

子どもが登園拒否になるタイミングを知ろう!

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親子でともに楽しみにしていた幼稚園。元気いっぱいに登園するわが子を見て涙ぐんだパパママもいることでしょう。

しかし、何かしらのきっかけで子どもが登園拒否を起こすケースは少なくありません。

以下では、子どもが登園拒否を起こしやすいタイミングをご紹介します。

事前に知っておくことで予防対策を立てることができるかもしれません。

連休明け

子どもが最も登園拒否をしやすいタイミングです。とくにGWや夏休みなどの長期休暇が入ると、それまで楽しく通っていた子も登園拒否を起こすことがあります。

『幼稚園が大好きで一度も泣かなかった息子ですが、GW明けに急に登園拒否。毎日大泣きして原因も分からず大変でした』
『娘は日頃から登園拒否を起こしますが、とくに連休明けがひどい。せっかく登園できるようになっても連休がくると振り出しに戻ります

これらはネット上にあったママたちの体験談ですが、このように連休明けの登園拒否に頭を抱えているママはとても多いようです。

原因としては、

・連休中ずっと一緒にいたパパやママと離れるのが寂しい
・新生活の疲れが一気に出てしまった
・嫌いな先生やお友達に会いたくない

などが挙げられるようです。

入園・進級する4月

幼稚園に入りたてだったり、進級したばかりの4月も登園拒否が起きやすいタイミングです。

先生やお友達などの人間関係や幼稚園の雰囲気など、環境がこれまでと著しく変化したことに驚く子どもが多いようです

ママたちの体験談としては、

『ウチの子は保育園まで全然泣かなかったのに、幼稚園に入った途端に登園しぶりをするように……毎日大変で私も一緒に泣いていました』
『環境の変化だと思うけど、幼稚園に入りたてのころは登園拒否がすごかった。あまりにもかわいそうで、何回も休ませた』

などが見受けられ、わが子が幼稚園に慣れるまで神経をすり減らしたというママはとても多いようです。

弟・妹の出産

意外と多く見られたのが、弟・妹の出産によって登園拒否を起こすパターン。

『それまできちんと登園できていたのに、弟が生まれた途端に赤ちゃん返り。なんでもイヤイヤで登園させるのに一苦労でした』
『ウチの娘は妹が生まれてから「お姉ちゃん」として頑張っていたけど、しばらくして赤ちゃん返りしてしまった』

など、弟・妹の出産によって赤ちゃん返りを引き起こし、登園拒否をしてしまうケースがあるようです。

登園拒否を起こすのは年少児に多い

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幼稚園は3〜6歳まで通わせることが多いですが、一番登園拒否を起こしやすいのはやはり年少児だと言われています。

理由としては、

・保育園とは違う環境に慣れない
・はじめての集団生活に慣れない(保育園に通っていなかった場合)
・年中・年長と比べて感情のコントロールがうまくできない

などが挙げられます。

とはいえ、年中児や年長児に登園拒否が起こらないということはなく、連休明けやクラス替えなどのタイミングで登園拒否を起こす年中・年長の子どもは少なからずいます。

子どもが登園拒否をする理由7つ

子どもが突然何の理由もなく登園拒否をすることはありません。皆それぞれにしっかりとした理由を持っています。

登園拒否を解決するためには、その原因を知ることが一番の近道です。

以下では、よくありがちな登園拒否の理由についてご紹介いたします。

(1)お友達とのトラブル

幼稚園児の登園拒否では、お友達にいじわるされている、うまく仲間に加われないなどのトラブルが原因である場合があります。

特にいじわるされている場合は、登園拒否が長引く可能性があるので、先生やいじめている子の親に報告するようにしましょう

(2)先生が怖い

通っている幼稚園の先生が頻繁に怒るような人なら要注意です。子どもは親以外の大人に怒られることに恐怖を感じます。

担当の先生があまりにもヒステリックを起こしたり、嫌いな子だけを叱ったりしているような不平等さがあるようなら、幼稚園を変えることも視野に入れましょう。

(3)クラス替えでお友達や先生が変わったから

学級が変わるとクラス替えをすることがありますが、慣れ親しんだ人たちと離ればなれになると子どもは不安になります。

この場合はとにかく“慣れる”ことが大切なので、嫌がっても根気よく通わせることが大切です。

(4)パパやママが恋しい

子どもはパパやママのことが大好きです。ずっと一緒にいたいと思っていますが、幼稚園に通いだすとそうもいきませんよね。

とくに連休などでずっと一緒にいる時間が長いと、連休明けに強い寂しさを感じることがあるようです。

悲しい気持ちを和らげるために、なるべく明るく送り出してあげるようにしましょう

(5)苦手なことがある

給食に嫌いなものが出る、水が怖いのにプールに入らなければならない、など苦手なことを強制されることに苦痛を感じているケースもあります

どんなことが苦手なのか、先生や本人に聞いて、自宅でも慣れさせるように努力することが大切です。

(6)登園前の時間が慌ただしい

とくに共働きの家庭では、朝の時間が慌ただしいものです。仕事に遅刻するといけないからと、どうしても子どもを急かしてしまいがちです。

子どもにとってはパパやママに甘えたい時間ですが、あまり構ってもらえないことで登園拒否を起こすことがあるようです

10分でも早く起きてみる、家事の時間をずらしてみるなどの対策を取るようにしましょう。

(7)体調不良

登園拒否をする子どもの様子がいつもと違うと感じたら、体調不良の可能性があります。

年少児はまだ自分の体調を上手に説明することができないので、親はそのサインを見逃しがちです。

熱を測ったり便の様子を確認したりして、子どもの体調を確認してあげましょう

こんな症状に注意! 子どもが登園拒否になる兆候を知ろう

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大人からすると、子どもの登園拒否は“急なこと”という印象がありますよね。しかし、子どもによっては体調不良によって登園拒否の兆候を示している場合があります。

主にストレスによる体調不良で、以下のような症状が出たら要注意です。

【こんな症状が見られたら要注意】
・嘔吐
・下痢
・便秘
・腹痛
・発熱
・夜泣き
・小食

その他、ペットや弟・妹など、自分より弱い立場の人や動物をいじめるような場合も要注意です。

笑顔で送り出そう! 登園拒否をする子どもへの対処法7つ

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子どもの登園拒否というのは、1日で終わることもあれば数か月に及ぶこともあり、具体的な正解はありません。

しかし、多くのママたちが実体験から編み出した対処法は数多く存在します。

もし「どう頑張っても子どもの登園拒否がおさまらない!」と頭を抱えているパパママがいたら、ぜひ以下の対処法を参考にしてみてください。

(1)担任に様子を聞く

子どもが登園拒否をする理由が分からない場合は、直接担任の先生に聞いてみるのが良いでしょう。

担任の先生であれば、子どもがどういう状況で泣いたり嫌がったりしているかを把握しています。

また、子どもの園生活を楽しいものにするために、先生との信頼関係を大切にし、協力してもらうことも大事です。

(2)スマホで気分転換させる

スマホで好きなアニメを見せたり、ゲームをさせること気分転換をさせるのも一つの手です。

大泣きしていた子どもが案外ケロッとして笑顔で登園することがあるようです。

(3)休日に幼稚園の話をしない

幼稚園が嫌いな子どもにとって、休日は気持ちをリフレッシュできる貴重な時間です。

そのため、休日の間に幼稚園の話を持ち出すのはNGです。途端に気持ちが暗くなって、うまく気分転換ができなくなります。

(4)たっぷりとスキンシップをとる

私たち大人にとっては当たり前な“集団生活”ですが、幼稚園児だとまだ慣れていない子どもも少なくありません。

登園拒否をする子どもは園で心細い思いをしているはずなので、家ではしっかりとスキンシップを取るようにしましょう。

パパやママからしっかりと愛情をもらうことで、子どもは外でも安心して活動できるようになります

(5)叱らない

朝の忙しい時間にグズられるとイライラしてしまうこともあると思います。しかし、そこで叱ってしまうのは逆効果です。

“幼稚園=嫌な場所”という子どもの認識を強めてしまうからです

なるべく優しい口調で諭してあげるようにしましょう。

(6)話をしっかりと聞いてあげる

「○○だから行きたくない」と泣きながら説明する子どもに対し、「それでも行かなきゃいけないの!」と真剣に話を聞かずに登園させてしまうのはNGです。

強いストレスがかかった状態で登園させると嘔吐ぐせがついたり、下痢を繰り返したりする恐れがあります

子どもが幼稚園に行きたくない理由をしっかりと聞いてあげて、対策を立てるようにしましょう。

(7)楽しみを作ってあげる

「幼稚園から帰ったらドーナツ食べようか!」「幼稚園に行ったら○○くんに会えるよ!」など、幼稚園に行く楽しみを作ってあげるのも効果的です

親が登園拒否するパターンも!?

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これまで子どもの登園拒否について見てきましたが、中には親が登園拒否に至ってしまうケースもあるようです。

子どもが何かトラブルを起こした際、保育士から「しつけが悪いのでは?」などとなじられる、ママ友に集団で無視される、など人間関係の悩みが原因となることが多いようです。

どんなに改善を図っても成果が得られない場合は、我慢せずに幼稚園を変えるようにしましょう

まとめ

「子どもが登園拒否する理由」や「登園拒否をする子どもへの対処法」などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

子どもの登園拒否は多くの親が通る道です。大泣きする子どもを見て心を痛めることと思いますが、なるべく冷静に対処するようにしましょう。

今は嫌でもいつかは慣れるものです。根気よく付き合ってあげるようにしたいですね。

(パピマミ編集部/上地)

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