『嫌われる勇気』に学ぶ! 夫が家事に協力的になってくれる会話術

【女性からのご相談】
今年の2月に結婚したばかりです。独身時代からの仕事を続けているので、休みは土日のみで、平日も帰りは19時と、夫と変わらない勤務時間での共働き生活をしています。夫にも家事を分担してもらいたいと思っていますが、そのことで険悪な雰囲気になっている周りの夫婦を見ると、お願いするのを躊躇してしまいます。夫に気持ち良く家事を協力してもらう伝え方を教えて下さい。

a 「You(ユー)メッセージ」から「I(アイ)メッセージ」へ。

ご相談ありがとうございます。個性幼児教育専門家・おうちサロンプロデューサーの赤井理香です。

ご結婚されたばかりで、きっとこれから続く結婚生活に「期待と不安が半々」といったお気持ちではないでしょうか。

夫が家事に協力的になるかどうかは、結婚後の半年間の妻の接し方で決まると言われるくらい、結婚直後の妻の対応は重要です。

今回は、ベストセラー『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)で、改めて脚光を浴びたアドラー心理学で使われる表現方法から、協力的な夫になってもらうための伝え方をお伝えします!

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協力的な夫になってもらうための伝え方

人に何かをお願いする時に、本人は「お願い」のつもりでも、言われた方は「命令された」「責められた」と感じている場合があります。

例えば、

妻「たまには食べた後の食器くらい下げてよ」(食器を下げることをお願いしているつもり)
夫「……」(仕事で疲れてるのに不満をぶつけられていると感じる)
妻「聞いてるの? そんなこともやってくれないの?」
夫「……」(命令されていると感じる、面倒なので黙っている)

上記の夫は黙っていますが、「俺だって仕事で疲れてるんだ!」「そんなに大変なら仕事を変えればいいだろ」という夫からの反撃で、激しい喧嘩に発展する場合もあるでしょう。

どうしてこのような感情の行き違いが起こるのでしょうか?

「I(アイ)メッセージ」と「You(ユー)メッセージ」

アドラー心理学には、「I(アイ)メッセージ」と「You(ユー)メッセージ」という表現方法があります。

上記にあげた夫婦の会話の妻の言葉は、全て「Youメッセージ」で伝えられています。

「(あなたも)たまには食べた後の食器くらい下げてよ」
「(あなた)聞いてるの?」
「(あなたは)そんなこともやってくれないの?」

「Youメッセージ」には、「あなた」を主語に置くことで、相手に対して“こうあるべき”という決めつけと、“非難するニュアンス”が込められています。

この伝えられ方をすると、人は「責められている」「コントロールしようとしている」と感じ、反発心をおぼえやすくなるのです。

この「Youメッセージ」に対して、「Iメッセージ」という表現方法があります。

上記の食器の例のように、何かをお願いしたい場合は、「(私は)食器を下げてくれると嬉しいな」と、「私」を主語にして伝えると「Iメッセージ」になります。

この表現方法だと、夫は責められて自己防衛する必要がないので、より純粋に妻の本意を理解しやすくなります。

他にも、

「(あなたは)こんな時間まで何してたの!」→「連絡がないから(私は)心配したよ」
「(あなたは)なんでそんなこと言うの!」→「そんな風に言われたら(私は)悲しいな」
「(あなたは)どうしてやってくれないの!?」→「これをやってくれると(私は)助かるわ」

など、同じ内容でも、伝え方によって大分受け手の印象は変わります。

「自分の気持ち」を伝える

今まで、「伝えたいことが相手に伝わらず関係が悪くなった」という経験のある方は、もしかしたら「Youメッセージ」で伝えていたのかもしれません。

コミュニケーションは、社会生活を営む人間が、互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。せっかくの思いも、ちゃんと伝わらなければ意味がありません。

夫に家事協力を頼む時には、「Youメッセージ」ではなく「Iメッセージ」で伝え、やってくれた時には、その出来栄えに関係なく、やってくれたことに対しての労いと感謝を伝えましょう。

「Iメッセージ」を使った表現方法は、夫婦関係に限らず、親子、仕事などの様々な関係性で、コミュニケーションを円滑にするのに有効です。


結婚生活は最初が肝心!

遠慮し過ぎず、「Iメッセージ」で、旦那さまが思わず「手伝いたい!」と感じるような表現でご自分の気持ちを伝えてみてくださいね。

●ライター/赤井理香(個性幼児教育専門家)

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