給食が食べられない我が子への対処法

【ママからのご相談】
今年小学校に入学した娘のことです。娘は食べる量が少なくてゆっくりです。幼稚園の給食でも時間内に食べることに苦戦していました。小学校になると幼稚園よりも給食の時間が短いと聞いています。時間内に食べ切れない場合、一人残って食べさせられたり、食べきるまで昼休みにならないなどされるのでしょうか?

娘は今から「給食嫌だな」とナーバスになっています。特に好き嫌いなどはありません。どのように対処したらよいでしょうか?

a 早目に担任の先生に「食が細いこと」「無理に食べさせないでほしいこと」を伝えておきましょう!

ご相談ありがとうございます! 転勤族フリーライターのパピルスです。

給食で悩んでいる子どもさんは結構います。かくいう我が家の息子もその一人。もともと小食ですが、環境が変わると(進学、転校、クラス替えなど)余計小食になり、「給食が食べられない」と言い出します。

私もご相談者様と同様に悩み、いろいろ調べたり先生に相談したりしました。そのことも踏まえてお話させていただこうと思います。

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現代の小学生の給食指導の状況は?

私が小学生だった頃には、「給食を全部食べ終わるまで席を立ってはいけない」「給食は居残りをしてでも食べ切る」といった指導をする先生もいらっしゃいました。

現代の小学校では、どのような給食指導が行われているのでしょうか?

パルシステム生活協同組合連合会が、小学生の子どもを持つ母親1,000人を対象に行った『学校給食に関する調査2013』によると、お子さんが通う小学校で「好き嫌いを理由に給食を残す生徒に対して行われている指導」についての質問には、

「少しずつでも食べられるように促す」……52.8%
「残さず食べるように促す」……21.1%
「嫌いなものは無理に食べさせない」……14.6%
「ペナルティを課す(黒板掃除や宿題が増えるなど)」…… 0.2%

との回答結果が出ています。

ちなみに、同じ調査でお母さん自身が子どもの頃に受けた指導としては、

「残さず食べるように促す」……72.7%
「少しずつでも食べられるように促す」……11.1%
「嫌いなものは無理に食べさせない」……4.4%
「ペナルティを課す(黒板掃除や宿題が増えるなど)」……6.3%

だったそうです。

昔の「残さず食べる指導」から、「食べられるように促す指導」へと先生の指導が変わってきている現状が伺えますね。

「子どもが給食を食べ残さないようにするにはどのような工夫をしたらよいか」という設問には、7割のお母さんが「個人に合わせた量を配る」と回答しています。

子どもの食べる量については、一人ひとり体格が違えば「適量」も違いますし、その日の体調によっても変化します。「食べられる量を配膳してもらう」ことが望ましいですね。

どのような対応をしたらよい?

ご相談者様のお子さんは「好き嫌い」が原因ではなく、もともと食が細く、食べる量自体が少な目なお子さんとのこと。

まずは、そのことを新学期の早いうちに担任の先生に伝えましょう。年度初めの家庭訪問や授業参観などがいい機会です。

教育評論家の親野智可等先生もメールマガジンの中で、給食を食べきれない子どもの指導について、「小食の子は、量の加減をしてもらえるように先生に伝えておくこと」を薦めていらっしゃいます。

これは、給食の時間が苦痛になってしまうと、「登校しぶり」につながってしまうことがあるからだそうです。

確かに、わが子も「給食の時間になるとしんどくなるから、学校に行きたくない」とよく言っていました。担任の先生は、無理やりに食べさせるタイプの先生ではなかったのですが。

そこで、私は連絡帳で「環境の変化があると、食が細くなってしまい、給食が少ししか食べられなくなってしまう」こと、「現在給食がプレッシャーで学校に行きたくないと言っている」こと、「環境に慣れてくれば徐々に食べられるようになるので、今は少な目に配膳してほしい」ことを伝え、先生も子どもの様子を見ながら対処してくださいました。その後、「給食がつらいから学校に行きたくない」と言わなくなり、いつの間にか通常の量が食べられるようになりました。

特に大切なのは、親の方から早目に先生に伝えることのような気がします。

先生も、子ども本人から「食べられない」と言われた場合、それを簡単に受け入れていいものだろうか? と思うでしょうし、「わがまま」と受け取られてしまう可能性もあるかもしれません。お母さんからのお願いだと、「子どもがわがままで言っているのではなく、そういう特徴(食が細い)の子なのだな」とスムーズに伝わりやすいようです。


給食が嫌で学校に行けなくなってしまっては先生も困るでしょうし、親はもっと困ります。先生と情報交換を積極的にして、子どもの楽しい学校生活を一緒に作っていくという雰囲気を作り出せると良いですね。

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●ライター/パピルス(フリーライター)

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