増税時に改めて考えたい学校給食のメリット3つ

【ママからのご相談】
消費税が8%に値上がりしたことに伴い、子どもの小学校の給食費も値上がりしました。ワーキングママさんたちは、「値上げしてもいいから、給食でしっかり栄養をとってほしい」と、値上がりに賛成していました。でも、うちは下の子がまだ小さく体も弱いので、私が働きに行ける状況でなく、ほんの数百円でも値上がりされると、正直家計が厳しいです……。給食費の値上げは、仕方のないことなのでしょうか?

a 給食の大切さをもう一度考えてみましょう。

ご相談ありがとうございます。ママライターのアンジです。

消費税が上がる中、給食費までも値上がりしてしまうと家計は大変ですよね。わたしの住んでいる地域ではまだのようですが、それもきっと時間の問題です。今後も消費税は上がる(2015年10月から消費税10%)可能性があるようですし、小さなお子さんを育てる子育て世代からすると、本当に大きな問題ですね。

値上がりのニュースを受け、専業主婦のママさん、ワーキングママさん双方にお話を聞いたところ、「給食費の値上がりは許せないけれど、消費税のアップ、それに食料品の物価上昇もあり、やっぱり仕方がないのではないか」と諦め気味の方がほとんどでした。そして、話を突きつめていくと、結局、消費税アップはそもそも必要なのかという話に行きついてしまいました。

支出がどんどん増える中でも、必死でやりくりしているママさん達からしたら、「国費ももっと上手くやりくり出来るのでは?」という考えになってしまうのかもしれません。

相談者様もどこかで「消費税で増えた国費を、少しくらい給食費にあててくれればいいのに」なんて想いがあるのではないでしょうか。とはいえ、こればかりは政治家の方に頑張って頂くしかありません……。

そして、ご相談は、“給食費の値上げは仕方がないのか“ということですので、今回は“消費税の使い道への疑問”を書くのは我慢して(笑)、「給食の良さ」についてもう一度考えてみたいと思います。

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(1)栄養のバランス

まず、給食の良いところと言えば、なんと言っても栄養のバランスがとてもいいということですね。

たんぱく質、炭水化物、ミネラル、ビタミン、食物繊維などなど、これらをバランスよく含んだ食事を毎日作るのは、本当に大変。そして、それだけの食品を揃えるだけでもかなりの費用がかかります。

それを考えると、給食は本当にお得です。

給食だけで、体に必要な全ての栄養素が足りるわけではありませんが、やはり、お子さんの栄養バランスに不安を覚えるママにとっては、頼りになるものではないでしょうか。

丈夫な体を作るということもさることながら、食事は心とも強く関係しています。例えば、ビタミンB群やカルシウム、マグネシウムといった栄養素には神経の興奮を鎮め、精神を安定させる作用が。また、たんぱく質に多く含まれるアミノ酸は、うつやストレスと大いに関係があったりと、どの栄養素も欠かせません。

“心”が一番成長するこの時期に、栄養のプロが考えた給食を毎日食べられるというのは、本当にありがたいことですよね。

(2)普段食べない食品、献立が食べられる

忙しいママ達にとって、レパートリーを日々増やしていくのは難しいもの。それに、家族みんなの好みを考えると献立も限られてきてしまいますよね。そんな中、自分だと絶対作らないようなものも出てくる給食は、お子様の知識、そして味覚の幅をグンと広げてくれるのではないでしょうか。

近年、多くの学校が食育に力を入れています。健全な食生活を実践できる子を育てるため、給食は一役も二役もかってくれているのではないかと思います。

(3)個人の家の差が出にくい

食に関する意識は、各家庭で違って当然ですが、集団で過ごしている学校では、小さな意識の違いが大きなトラブルの元になるということがあります。

思春期には、時に人が気にも留めてない違いを、コンプレックスに感じてしまうこともありますし、そういう意味で個人の差のない給食は、ママの心配のひとつを少し解消してくれるのではないでしょうか。

全て同じが良いとは思いません。ただ、『同じ釜の飯を食う』ということわざのように、同じ給食を食べる学校では、友達と、楽しい時間を共に感じて欲しいと思うのが親心ですよね。


学校給食の良さを改めて知ったからといって、根本的な解決にはならないかもしれません。ですが、給食がお弁当に変わる、そうでなくても質が落ちるということだったらどうでしょうか。

値上げによる家庭への負担は軽くありませんが、お子様の健やかな成長のため、みんなで協力して学校給食を守っていけるよう頑張りましょう。

●ライター/アンジ(ママライター)

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