子供に牛乳を飲ませる必要性と栄養価

【ママからのご相談】
うちの子どもは牛乳が苦手で飲めません。そのため、給食で毎回出る牛乳を残しているようです。牛乳はやはり栄養価が高いのでしょうか? もしそうならば、子どもに無理矢理でも飲むように教育しようと思いますが、先日ニュースで、和食中心の献立に「牛乳が合わない」という理由で牛乳を廃止にした学校があるとも聞きました。子どもには、牛乳を飲ませた方が良いのでしょうか?

a 栄養価は高い牛乳。でもこだわる必要は……?

こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。

ご相談ありがとうございます。構成上、ご相談文を要約させて頂きましたが、お子さんの栄養管理に悩むお気持ちはしっかり受け止めさせて頂きました。

さて、問題の牛乳についてですが、最近、和食に合わないという理由で給食から外される等、何かと話題になっています。牛乳に関しては賛否両論あり、専門家の間でも意見が分かれ、はっきり結論が出ていないのが現状です。

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牛乳の栄養価

「牛乳=カルシウム」のイメージを強く持たれている人も多いかと思います。

確かに100gの牛乳に含まれるカルシウムは、普通牛乳で110mgとしっかり含まれています。

しかし、“吸収”という部分で考えると、カルシウムとマグネシウムは2:1の割合が理想とされているのに対し、普通牛乳のマグネシウムは、カルシウム110mgに対し、10mgと少ないので、他の食品で補う必要があります。

その他、牛乳に多く含まれる栄養素として、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンB1、B2が挙げられます。

それなら無理をさせてでも飲ませるべき!?

それについては、「乳糖」の存在とその分解酵素について考えてみたいと思います。

「乳糖」とは哺乳類の母乳に含まれる2糖類で、小腸にある乳糖分解酵素(ラクターゼ、正式にはb-ガラクトシダーゼ)によって、ガラクトースとグルコースに分解され吸収されます。

したがって、「乳糖」の利用には、乳糖分解酵素が重要な役割を担っているのですが、通常、年齢とともに乳糖分解酵素の活性が低下して、母乳からの栄養補給だけでは足りなくなります。これが離乳の時期です。

哺乳類は、離乳後は親が食べているような固形食物から栄養を摂るようになります。これは自然の経過であって、すべての哺乳動物に共通して認められる食行動の変化です。

そう考えると、確かに栄養価が高い牛乳ですが、それにこだわらず様々な食品でバランスのいい食事を摂らせてあげたり、牛乳の摂取もそのまま飲ませる事を強いるのではなく、料理に使うという範囲でも構わないのではないでしょうか。

●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

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