改善はムリ!? 夫婦不仲が子供に与える悪影響8つ

【ママからのご相談】
最近、子どもの前でけんかをしてしまうことが増えてきた感じがします。子どもの前でけんかをすると、やっぱり子どもに悪影響なんでしょうか?

こんにちは。心理カウンセラーのTomokoです。

もちろん、一緒に暮らしていればけんかすることはあると思います。

夫婦げんかも子どもにとってはストレスにはなりますが、けんかをしないなんて無理なことだと思います。

それは、パパママたちも仕方ないと思っているのではないでしょうか?

実際、愛情と葛藤(けんか)は独立したものだと言われています。

つまり、けんかをするから愛情がないわけではないし、愛情がないからけんかをするわけではないということです。愛情があるけんかは、起きて当然だと思います。

今回は、夫婦の「仲が悪い」状態が子どもに与える影響について書きたいと思います。

夫婦仲の悪い状態が子どもに与える影響8つ

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(1)うつ

両親のお互いの愛情が薄い状態である家庭は、子どもが「よく眠れない」「楽しいと感じることができない」などの抑うつ状態を示す傾向があると言われています(もちろん、夫婦仲が悪いから子どもが必ずしもうつ状態になるとは言えません)。

(2)不安を感じる

両親の結婚を「諦めている」「耐えている」などと考えている女性は、「いつもリラックスできない」「不安にかられて、いてもたってもいられない」などの不安状態にあると言われています。

これももちろん、夫婦仲が悪いから絶対に子どもが不安になる! と言っているのではありませんのでご注意ください。

(3)異性や結婚に対する意識のゆがみ

たとえば、これは女性においてですが、父親が母親に暖かく接していると、子どもは大きくなったときに男性を好意的に見る可能性が高いと言われています。

反対に、母に対して愛情なく接する父親を見ている女性は、大きくなったときに男の人を好意的に見ることはできないかもしれない……ということになります。

(4)自尊感情を失う

これも女性においてですが、ある研究では両親が良い関係であるほど、自尊感情(自分自身を大切である、いるだけで意味のある人間であると思える感情)が高いと言われています。

このように、夫婦仲の悪さが子どもにもたらす影響は少なからずあるようです。

(5)引きこもり

いつもケンカをしていて夫婦仲が悪い姿を見ている子どもは、「いつかいなくなってしまうかも」「このまま離婚するのでは」という不安にかられるようになります。

やがて、常に2人のことを見張っていなければならないと思い始め外出をしぶり、不登校になってしまうことがあります。

(6)破壊行動

夫婦ゲンカの際、「お前がちゃんとしないから○○の成績が悪いんだ」というように子どもを出して相手を批判することはありませんか?

これによって子どもは夫婦仲が悪いことを自分のせいだと思い込み、破壊行動によって不安や悲しみを紛らわせることがあります。

これがエスカレートしていくと、「僕(私)がいなくなれば2人は仲良くいられる」という考えにいたり、自傷行為をするところまで追いつめられることもあります。

(7)自分でなにもできなくなる

夫婦仲が悪いと、親の愛情が子どもにばかり集中してしまい、甘やかされて育つ傾向にあります。

子どもは次第に自分ひとりでは行動できなくなっていき、結果としてニートになりやすいということもあるようです。

(8)学力が下がる

夫婦が不仲であれば、子どもにストレスがかかるのは間違いありません。平気な顔をしていたとしても心の中では気になっていて、学校の授業など集中できなくなっていきます。

本来、思考を傾けなければならないものに目を向けることができず、親のことばかり考えてしまうことで学校の授業にも集中できなくなり学力の低下を引き起こします。

夫婦の仲が悪くなる原因4つ

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(1)部屋が汚い

夫にとって、家が落ち着ける空間になっていないというのは大きな問題です。

仕事から疲れて帰ってきたにもかかわらず、ごちゃごちゃとした部屋では疲れを取ることができません。

家の中に物が溢れている状況にいら立ってしまうのです。

男女で掃除に対する価値観も違いがあり、男性は物が散らばっていることに、女性はホコリやゴミが溜まっていることが気になる傾向にあり、その違いもすれ違いを生む原因と言えます。

(2)会話が少ない

夫婦だからといって、お互いの考えていることが手に取るように分かるということはありません。

感謝の気持ちや思っていることなど、口に出して伝えなければ思っていないことと同じなのです。

大切な人だからこそ、言わなくてもわかると楽観的に考えず会話を大切にする必要があります。一度気持ちが離れてしまえば、それを修復するのは非常に困難になるでしょう。

(3)愛情の偏り

子どもが生まれると、今までパートナーにそそいでいた愛情が子どもに向けられ、物足りなさや寂しさを感じることもあります。

愛情の偏りを感じたパートナーに不満を抱かせないよう、バランスを意識しましょう。

特に男性は不満を感じても妻に対して文句が言えない傾向にあるため、女性側から配慮する必要があります。

(4)義実家との関わり合い

結婚すれば、夫婦関係以外に義両親や義兄弟など関わりのある人たちが増えることになります。

ここで不満を持ってしまい、パートナーにグチをこぼすようなことになると危険です。

言われた方は自分の家族をけなされたと感じ、良い気はしないでしょう。

また、嫁と姑のあいだで板挟みになった旦那が姑側の味方をするようなことがあれば、夫婦仲は一気に悪化してしまいます。

夫婦の仲を改善するポイント4つ

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(1)家事分担のルールを決める

共働きの夫婦であれば、家事を平等に行わなければ一方にだけ負担がかかってしまいます。

ルールを決めておかなければ「女性がするもの」という先入観を持っている人も多いため、女性側が「どうして私ばっかり」と思いがちに。

家事の分担を決めるときには夫の方から歩み寄ることで、妻の満足度も高まります。ルールはできるだけ細かく決めておく方が後から不満を抱きにくくなるでしょう。

(2)ポジティブな会話をする

夫婦の会話でネガティブな話題は避けるようにしましょう。

たとえそれがお互いへの文句でなく他人の話だったとしても、人の悪口を聞かされて心休まることはありません。

心穏やかに、前向きになれるような話をすれば、自然と夫婦の雰囲気も良くなっていくはずです。

(3)デートをする

結婚して子どもができると、夫婦2人でどこかへでかけるという機会はほとんどなくなってしまいます。

夫婦の会話が減ってきたり、子どものことしか考えていないと感じられたりしたときは、週末の予定を合わせてデートしてみるのがおすすめ。

普段と違うシチュエーションを過ごすことで、より新鮮にお互いのことを見られるようになります。

(4)目を合わせる

「目は口ほどに物を言う」ということわざがあるように、言葉以外にも目を合わせることで伝わる気持ちがあります。

目を合わせずにかわす会話は、気持ちがこもっていないということもあるでしょう。

目を合わせないということは無視しているということです。意図的に目を合わせることは相手を意識しているということに他ならず、これを続けることで愛情が伝わりやすくなります。

まとめ

「夫婦不仲が子どもに与える影響」や「夫婦仲を改善する方法」などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

一度は永遠の愛を誓い合ったはずの夫婦でも、時間がたち環境が変わることで不仲になっていくことは仕方のないことなのかもしれません。

しかし、夫婦仲の悪化が子どもに悪影響を及ぼすとなると、なんとかして関係性を改善させたいと思うのではないでしょうか。

可能であればパートナーとも仲良く過ごしたいというのが本音のはずです。

もう回復不可能だと感じていたとしても、いったん冷静になって、2人の関係性を見直してみてはいかがでしょうか。

【関連コラム】
夫婦喧嘩が与える子供への悪影響について

●ライター/Tomoko(心理カウンセラー)
●追記/パピマミ編集部

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