地震・震災に備えて家庭で準備しておくべきもの12選

【ママからのご相談】
幼児を2人持つ母親です。先日の3.11に関するニュース見て、いざというときの準備について考えました。

市販の非常袋を用意するだけで準備は大丈夫なものでしょうか?

a 市販の非常袋に必要なものを足して準備しましょう

こんにちは。3.11の震災を東北で体験したメンタルケア心理士の桜井涼です。ご相談ありがとうございます。

震災はいつ起こるかわかりません。私も当時は幼児2人を抱えていました。

3日間ライフラインがまったく使えなかったので、知っている知識をフル活用して乗り切りました。

そのときに、「これがあったら良かったのに」と思ったことを書かせてもらいます。

災害救助は「72時間以内に救出しないと生存率が急激に落ちる」と言われています。そのあいだは、自分たちの力で無事に切り抜けることだけを考えましょう。

地震・震災に備えておくべきもの12選

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(1)衣類

家族全員分の下着と着替え(ジャージなど)が1組あると便利です。季節に関係なく、長袖長ズボンにしましょう。ウインドブレーカーのような雨風に強い上着も必要です。

おむつや生理用品などは10枚あれば何とかなります。タオルは3〜5枚ほど用意。大きめのバスタオルはいろいろな用途に使えてかなり役に立ちます。

(2)3日分の食料

用意しておく食べ物の目安は、3日分です。

・缶詰(パン・ツナなど)、カップ麺、すぐ食べられるお菓子(乾パン、板チョコ)などを中心に保存がきくもの
・水(ひとり1日3リットルを目安に人数分)

などを備えておきましょう。

自宅で被災してその場で救助を待つときは、家にある肉や野菜で具だくさんの味噌汁を大鍋で作っておきましょう。

そうすることで温かいものを食べることができるので、72時間をより楽にしのぐことができます。

(3)カセットコンロ

電気やガスなどのライフラインが止まってしまったときに活躍するのがカセットコンロ。食事をする際に火が使えるのと使えないのとでは大きな差があります。

燃料のカセットガスも忘れずに用意してください。このカセットガスで動く暖房器具などもあるため、防寒対策として一緒に用意しておいてもいいでしょう。

この他、いつでもさっと使えるようにマッチやライター、ろうそくなどの準備があるとより安心です。

(4)レジ袋

被災中であっても、生活を続ければゴミが出てしまいます。ゴミをそのまま放置するとニオイが発生してしまいますし、周囲が荒れ果てていくのを見るのは精神的にも好ましくありません。

ワキを切れば三角巾としても使うことができるなど用途は豊富です。

(5)自転車

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災害時には交通機関はマヒし、車も渋滞に巻き込まれるでしょう。ガソリン不足に陥ることも十分に考えられます。

そんなとき、移動手段として活躍してくれるのが自転車。定期的に点検して、いざというときに乗れないということにならないようにしましょう。

(6)手回し式ラジオライト

電池やコンセントが不要で、手で回すだけで充電可能なタイプのラジオライトがおすすめ。

停電して真っ暗な中で過ごすというのは、体力的にも精神的にも想像以上のストレスがかかります。また、被災時は情報が生死をわけるということもあるかもしれません。

ラジオとライトの備えがあれば安心です。

(7)携帯の充電器

災害時に怖いのは、外部と連絡が取れなくなってしまうことです。携帯電話のバッテリー切れに困らないよう、充電器を予備に持っておきましょう。

また、モバイルバッテリーは乾電池式のものがおすすめ。停電でコンセントから電源を供給できない場合にも、乾電池であればほとんどの場所で入手できるため非常に便利です。

(8)貴重品

災害時には、街の人たちが非難していることを良いことに、空き巣の被害が増えることがあります。家を出るときは貴重品を持って移動するようにしましょう。

通帳や印鑑をはじめ、ある程度まとまった現金を用意しておくことで、銀行の窓口やATMが機能していないときにも対処できます。

(9)マスク、ゴーグル

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災害時に家屋の倒壊が起こると、アスベストやグラスウール、粉状に砕けたコンクリート、ほこりなどが大量に空気中に舞ってしまいます

さらに、付近の工場などから有害物質が漏れ出てくることも考えられます。

これらを直接吸ってしまい健康状態を損なうことがないよう、マスクやゴーグルがあると安心。

免疫力が落ちた状態で、避難所等で体調を崩すと重篤化することも珍しくないため、予防する意識が大切です。

(10)ヘルメット、防災ずきん

体のなかで最も守らなければならないのが頭部。震災時には上から何が落ちてくるかわかりません。

移動中は、できるだけヘルメットや防災ずきんをかぶって万が一の場合に備えましょう。

(11)衛生用品

慣れない避難所等での生活は、想像以上にストレスがかかります。特に衛生面での不満は大きく、お風呂に入れない、トイレが汚いなど不満を挙げればキリがありません。

そこでわずかでも身の回りをきれいに保てるものがあれば、心穏やかに過ごせるはずです。

ウェットティッシュやトイレットペーパーなどの紙用品はもちろん、歯ブラシなどの洗面用具は必須のアイテムと言えます。

この他、除菌ジェルや消臭スプレーなどがあってもいいでしょう。軍手があれば力作業を行う際に手を傷つけずに済みます。

(12)ポリタンク

震災時に断水して水の供給が不安定になると、給水車による水の配給が行われることがあります。

このとき便利なのが水をまとめて運べるポリタンク。かさばらないよう、折りたたみのものが便利です。

非常グッズ以外にできる地震・震災への備え3つ

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(1)家屋の点検

老朽化した家屋は、大きな地震で倒壊してしまう可能性があります。必要であれば耐震診断を受け、補強工事を行いましょう。

ブロック塀などの壁も倒れないように補強してください。

(2)家具類の固定

大地震では、倒れてきた大型家具の下敷きになって命を落とす人も少なくありません。大丈夫だろうと楽観視せず、万が一のときに備え家具は固定しておくようにしましょう。

タンスや食器棚、本棚などは天井との隙間にポール式の器具をはめて固定し、テレビは裏側からワイヤーを通して壁に固定するようにしてください。

また、ガラス窓にガラス飛散防止フィルムを貼ることで、割れたときの被害を最小限に食い止めることができます。

(3)防災知識を身につける

せっかく防災の備えをしていても、いざというときにうまく使いこなせなければ意味がありません。

消火器の使い方を確認する、自治体の防災マップを確認する、応急救護を身につけるなど勉強も必要です。

また、いざというとき家族とどうやって連絡を取るのか話し合っておき、災害用伝言ダイヤルの使い方も確認しておきましょう。

まとめ

「震災に備えておきたいもの」についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

地震が起きたら、揺れと恐怖で頭は真っ白になってしまいます。そんな状態になってから必要な物をあれこれ詰め込むのはムリでしょう。

両手があくリュックサックなどにまとめておき、誰でもすぐに持ち出せるところに準備しておくことが重要です。

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●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)
●追記/パピマミ編集部

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