羽生結弦選手に学ぶ! 子供の少食を改善する食事法

【ママからのご相談】
小学3年生の息子なのですが、小さな頃から小食で、私がうるさく言うので無理やり食べている感じです。成長が悪いというわけではありませんが、よく風邪をひきます。食が進む良い方法はありませんか?

a ソチオリンピック金メダリストの羽生結弦選手が、小食を改善するために取り組んだ食事法をご紹介します!

ご相談ありがとうございます。転勤族フリーライターのパピルスです。

ご相談者様のお気持ち、痛いほどわかります。

実は我が家の息子も、小さい頃から小食です。小児科の先生に相談してみたりもしましたが、「平均的に成長しているから大丈夫。ただ小食というだけ」と言われました。

でも、親としてはご飯をモリモリと食べて、強い体を作って欲しいと思うもの。今までいろいろな方法を模索してきましたが、最近興味深い記事に出会いましたのでご紹介します。

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フィギュア金メダリスト羽生結弦選手も小食だった!

ソチオリンピックで金メダルを獲得したフィギュアスケートの羽生結弦選手は、昨年までは驚くほどの小食だったのだそうです。

その小食ぶりは栄養指導をしている栗原秀文さん曰く、『一口食べたら、「もういらない」というレベル』『彼はもともと食べることに興味がなく、食が細くて、放っておくと全然食べない』というほどで、羽生選手は演技後、立ち上がれないほどに体力を消耗してしまったり、試合が終わるごとに風邪をひいてしまうなど、体調管理が難しかったのだそうです。

そこで、オリンピック日本選手団の栄養サポートを行っている『ビクトリープロジェクト』の栗原秀文さんが、羽生選手の栄養指導を行うことになりました。

栗原さんは、羽生選手の興味深い姿に気づきます。

『羽生選手が「もう食べられない」とギブアップした約20分後、「また食べる」と箸を付けた』のだそう。そして、『(羽生選手は)小食なのではなく、胃腸が動き出すタイミングが他人より遅いだけ』なのではないだろうかと思い至ります。

そこで栗原さんは、羽生選手にある食事方法を提案しました。

羽生選手の食べ方の工夫とは?

その方法とは、まず食べ始めに、胃の動きを促進させる「グルタミン酸」を多く含む「出汁(だし)」で、食欲を刺激するというもの。

グルタミン酸というと、うま味成分としてよく知られていますが、このグルタミン酸は胃粘膜に作用して、消化吸収を促す性質を持っていることが、最近の研究で明らかになっています。

栗原さんの指導で、羽生選手はこの食事法を大好きな鍋料理で実践しています。

その結果、『効果はてきめんで、ゆっくりと、しっかりと食事を取れるようになった』のだそう。

グルタミン酸を含む食品

グルタミン酸を多く含む食品には、

・湯葉
・焼きふ
・豚
・鰹節
・高野豆腐
・きな粉
・大豆
・しらす干し(半乾燥品)
・チーズ
・小麦粉
・発酵食品
・こんぶ
・トマト

などがあります。

実は、わが家の小食な息子も、「もうお腹いっぱいで食べられない!」とごちそうさまをした後、30分ほどすると、「何か食べる物ない?」と聞いてくることが多いのです。そしておにぎりを食べたり、バナナを食べたり。

「今食べられるなら、どうしてさっきご飯を完食しなかったの?」と思うのですが、もしかしたら、「小食」と思われている子供の中にも、羽生選手のような、「胃腸の動き出すタイミングが遅いタイプ」がいるのかもしれません。

また、食事の雰囲気も大切で、前述の栗原さんは、『食事を楽しむように』と羽生選手に指導しています。

食べる事を強要すると精神的なプレッシャーになり、胃が萎縮して食べられない、という逆効果になってしまうからですね。


子ども達の場合、羽生選手のような劇的な変化は難しいかもしれませんが、一つの方法として覚えておいてもよいかもしれません。

いろいろな方法を試しながら、ゆったりとした気持ちで子どもの食生活を充実させていきたいですね。

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【参考リンク】
羽生結弦が遠征先で「一人鍋」する理由 | 朝日新聞出版|dot.
羽生 食事後も調味料なめていた – ソチ五輪2014 | nikkansports.com
~うま味成分が胃のどの部分で受容されるのかを解明~ | AJINOMOTO

●ライター/パピルス(フリーライター)

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