あわてずに対処! 子供を持つママができる震災の準備まとめ

【ママからのご相談】
6か月と、3歳の子供がいます。平日の昼間など主人がいないとき、自宅以外の場所で地震が発生したらどのように対処したらいいのか不安です。

いつ来るかわからない地震に怯えて暮らすよりも、できることならいざというときのために準備をしておきたいです。

ご相談ありがとうございます。ママライターのkaeです。

大きな地震に備えて、みなさんのご家庭でも準備をされていると思います。わが家も備蓄品や倒壊が心配な家具はないかなど家族で確認したところです。

今回はいざというときのため、相談者さんのように未就学児を持つママができる準備と心構えをご紹介します。

子供を持つママができる震災の準備8つ

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(1)電車内、駅のホームなど

走行中に地震が発生すると、急ブレーキがかかることがあります。

大きな揺れを感じたら手すりにしっかり捕まり、体ごと吹き飛ばされないように気をつけてください。窓ガラスの破片にも注意が必要です。

衝突事故の危険を防ぐため、前の方の車両を避けるという専門家もいますね。

ホームでは出入り口に人が殺到することがあります。その人波に子供を連れていっては危険ですから、押し倒されないよう太い柱の陰に移動して落ち着くのを待ちましょう。

(2)スーパー、ショッピングセンターなどの広い屋内施設

買い物中に地震に遭遇したら、まずはガラスなど割れそうなものや商品棚などの物が落ちてきそうな場所から離れ壁側へ移動します。

レジかごや頭を守れそうなものを頭にかぶり、身を低くして守ります。

火災が発生した際には、ハンカチやタオルで口を塞ぐよりもウェットティッシュを使ったほうが煙を吸いにくいそうです。

店内の照明が暗くなる場合もあるので、入店する際には避難経路を把握しておくといいでしょう。

また一人でしっかり歩けるお子さんには、大人と離れないようにするための紐(電車ごっこのようなものや、手に持って歩ける長さ)を鞄の中に入れておくのもおすすめです。

(3)平日の昼間、自宅にいるときに地震が発生したら?

『地震から我が子を守るための防災の本』にも記載がありますが、家具の転倒防止や、避難時に持ち出すための荷物の確認や備蓄をしておきましょう。

子供の月齢が進んでいくにつれ必要なもの変化していきますので、定期的なチェックをお忘れなく!

(4)屋外に逃げなければいけないとき

一人で素早く着脱できる抱っこ&おんぶができるアイテムを利用しましょう。

いつも使っているものとは別に、安値で購入できるスリングや、おんぶができるような長い紐を用意しておくと、抱っことおんぶが両方できます(20kgを超えるのでママはかなりの負担ですが!)。

ご近所の方の協力を得られるよう、良い関係を作っておくとより安心ですね。

(5)子供部屋に家具を置かない

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倒れる危険のある家具は、できるだけ子供部屋に置かないようにしましょう。

万が一置く場合には、なるべく高さの低い家具を選ぶようにし、子供の上に倒れたり出入り口をふさいだりしないようにする工夫が必要です。

揺れを吸収するシートを敷いたり、ポールを使って天井と固定したりすることで安全性を高めてください。

(6)ライトやスリッパを備える

地震で物が落ちてきたりガラスが割れたりすると、室内を自由に歩き回ることができなくなります。

割れた食器で足をけがするなどの二次災害を防ぐために、各部屋にスリッパを置いておくと安心です。

また、停電に備えて、すぐに手にできる場所に懐中電灯などのライトを備えておくことも大切です。

子供には使い方を教えて、いざというときに一人でも使えるようにしておきましょう

(7)トイレタンクを清潔に保つ

震災のときに一番心配なことは、飲み水の確保ではないでしょうか。

ペットボトルなどの飲料水を用意する他に、いざというときに役立つのがトイレタンクの水。

ここには常に10リットル前後の水がたまっているため、万が一のときには利用することができます。

日頃から掃除して清潔に保つことで、煮沸するなどして飲み水として使うことができるでしょう。

(8)避難経路の確認

それぞれの自治体には、災害が起きたときの情報として防災マップやハザードマップなどが用意されています。

地震や津波、火山の噴火など、災害の種類によって安全な避難場所は異なるため、事前に確認して一度経路を通ってみましょう。

子供がいる場合には、大人と比べて移動スピードが遅くなる可能性もあるため、どれぐらいの時間で移動できるかの確認にもなります。

過去の震災に学ぶ“実際に困ったこと”と“対処法”5つ

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(1)子供の食欲が落ちる

繊細な子供は、被災したストレスで食欲を落とすことも珍しくありません。

食料自体が十分に手に入らないという状況もあるかもしれませんが、何も口にしないというのは心配ですよね。

そんなときに役立つのがお菓子。お世辞にも栄養価が高いとは言えませんが、少しでもカロリーを補給したいという場合に便利なものと言えます。

調理の必要がありませんし長期保存もできるため、子供のいる家庭では備えておくといいでしょう。

(2)赤ちゃんのお尻がふけない

震災で不便なことがあっても、大人であれば身の回りの物を工夫して使ったり、多少不衛生なままでもガマンしたりすることができます。

しかし、子供や生まれて間もない赤ちゃんなどはしっかりとしたケアが必要です。

避難所ではお尻がふけなくてかぶれてしまう赤ちゃんなどがいたということで、ウェットティッシュが重宝します。

お風呂に入れないこともあるため、大人も助かるアイテムと言えるでしょう。

(3)子供が災害ごっこをして遊ぶ

震災の後、子供たちが“地震ごっこ”として物を揺らす遊びをしたり、緊急地震速報のマネをしたりすることがあります。

一見すると不謹慎な遊びのようにも思えますが、これは大きなショックを受けた子供たちが自分を癒すために本能的に行うものなのです。

子供は震災の悲しみをうまく言葉で表現できないため、遊びという行動によって癒されていきます。

遊びを繰り返し、「もう危険はない」「今は安全だ」ということを確認する作業とも言えるでしょう。決して叱りつけてやめさせるようなことはしないでください。

あまりにもエスカレートするようであれば、遊んでいることをとがめるのではなく、「走り回ると危ないよ」などの理由で行動を制限するようにするといいでしょう。

(4)渋滞に巻き込まれる

外出先で震災が発生すると、周囲の人たちの混乱に巻き込まれることになります。車で逃げようとする人も多く、渋滞が発生し身動きが取れなくなることもあるでしょう。

特に小さな子供を連れての避難であれば、車で移動したくなるものです。

このとき、車での移動がままならないからといってその場で車を乗り捨てて逃げるのはやめましょう。

災害時には救急車などの緊急車両も多く出動することになりますが、この乗り捨てられた車が邪魔をしてしまいます。

車を降りて非難する場合は、路肩に寄せてとめるようにしてください。また、いざというときにすぐ動かせるよう、ロックをせずにキーは付けたままにしましょう。

(5)子供がすぐに行動できない

子供に避難する手順や心構えなどを教えていても、いざというときにすぐ行動にできるかわかりません。

大人でさえパニックに陥ってしまうことを考えると、「子供はできない」と思っておいた方がいいとすら言えるでしょう。

言葉がわかる年齢の子供であれば、小さく身をかがめるなどとっさの行動を単語に置き換えて、たとえば「だんごむし!」と教えておけば、「地震がきたら○○しないといけない」などと頭で考えなくてもすぐに行動することができます

まとめ

「実際の震災で困ったこと」や「事前の心構え」などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

頭では分かっていても、いざ自分の身に震災が降り掛かってくるとパニックに陥ってしまうこともあります。

2016年4月には、熊本県でも大規模な地震が発生し多くの人が避難生活を余儀なくされました。

「ここまで準備しなくても大丈夫でしょ」と楽観的に考えることが、いつか命取りになるかもしれません。

子供の命を守ることができるのは親であるあなたしかいません。後悔することのないよう、万全の準備をしておくことが親の務めではないでしょうか。

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【参考文献】
・『地震からわが子を守る防災の本』国崎信江・著

●ライター/kae(フリーライター)
●追記/パピマミ編集部

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