赤ちゃんの寝かしつけにおすすめ“入眠儀式”6つ

【ママからのご相談】
生後4か月の赤ちゃんを持つ新米ママです。赤ちゃんの睡眠についてご相談させていただきます。

新生児の頃からあまり寝ない子だったのですが、もうすぐ5か月になろうとしているのに、未だに3時間以上続けて寝てくれることがありません。ひどいときには、昼間は30分のお昼寝だけで、夜は30分から1時間ごとに目をさまし、抱っこをしないと泣き続けます。

寝付きも悪く、精神的にも肉体的にもつらいです。可愛いはずの子どもが時々憎らしく見えてしまうこともあり、自分はダメママなんじゃないかと思ってしまいます。

友達ママにも相談しましたが、そのころにはもう朝までぐっすりだったと言うし、私の子どもはどこかおかしいのかと余計に心配になりました。

ちょこちょこ起きるのには、なにか原因があるんでしょうか? また、寝かしつけのコツなどがありましたら教えてほしいです。

a 毎日同じ入眠儀式で眠りへと誘いましょう。

こんにちは。ママライターのアンジです。

前回、『赤ちゃんがちょこちょこ起きてしまう原因』についてお話しさせて頂いたんですが、今回は、『寝かしつけの方法』について、先輩ママたちの意見を参考に、わたしの経験もまじえながらお話しさせていただきます。

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入眠儀式は毎日同じでOK!

ミルクもあげて、おむつもきれいにしたのになかなか寝付かない、なんていうことは、赤ちゃんを持つママのほとんどの方が経験をされたことがあるはず。

普段は可愛いはずなのに、寝てくれないとイライラ……。そんな日を減らすための方法として、“毎日同じ入眠儀式をする”というのがとても重要なようです。

“毎日同じ入眠儀式”、つまり“寝かしつけの方法を毎回同じ”にし、赤ちゃんが自然と睡眠の体勢に入れるようにするのです。

大人でも、寝る前に温かい飲み物を飲む、好きな音楽を聴くなど、決まった習慣で眠たくなるということがありますよね。

赤ちゃんも同じで、「こうすると寝る時間」ということを、体に習慣づけてあげると、すんなりと“ねんねモード”へ移行しやすくなります。

ただ、どんな儀式が眠りを誘うのかというのは、赤ちゃんにもよります。

いくつかの方法をご紹介しますので、ママと赤ちゃんに合うものを探してみてくださいね。

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おすすめの“入眠儀式”6選

(1)マッサージをする

本格的な入眠儀式の前に、まずはマッサージをすると、赤ちゃんが落ち着いて“ねんねモード”になりやすいようです。

マッサージクリームなどを使わなくても、温かいママの手で優しく全身をなでてあげるだけでOK。

その際には、たくさん目を合わせ、話しかけ、笑いかけてあげましょう。

まだ4か月でも、ママが笑っているというのは分かります。

ねんねするのが不安で仕方ないという赤ちゃんもいるみたいなので、マッサージとコミュニケーションで、たくさん安心させてあげましょう。

(2)子守唄を歌う

寝かしつけの定番の子守唄。

定番になるということは、それだけ効果のある赤ちゃんが多いということですよね。

歌は何の歌でもかまわないようですが、いつも同じ歌にすること。それから、ゆっくりとしたリズムで歌える歌だということが大事です。

好きな歌を歌えばママの気持ちも穏やかになりますし、一石二鳥ですね。

(3)胸や背中などをトントンする

子守唄と同じくらい定番なこの“トントン”ですが、“トントン”というより“ボスボス”という感じで、皆様が思っているより少し強めに叩く方が効果があるというお話でした。

赤ちゃんの好きな強さを見極めてください。

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(4)おくるみやタオルなどで全身を包む

全身をおくるみなどでくるみ、ママのお腹にいたときと同じような姿勢にすることで赤ちゃんは安心するようです。
急に反射的にビクリとする“モロー反射”をよくする子には、特に安心効果があるということ。

巻き方はおひなさまのように、というと分かるでしょうか? 緩すぎず、きつすぎず、赤ちゃんの安心できる強さで巻いてくださいね。

(5)頭や眉間をなでる

おでこから後ろに向かって、または、眉間からおでこに向かってなでていると、気持ちよさと反射から目を瞑り、いつのまにかねんねモードになっているという子も多いようです。

優しくふんわりとなでるのがコツです。

(6)いつも同じものと一緒に寝かせる

いつも同じタオルや、毛布と一緒に寝かせていると、いつの間にかそれが安眠剤の役割をするようになるようです。

わたしの子どももそうだったのですが、ふがふがと嗅いだり、すりすりしてみたり、赤ちゃんが勝手に入眠儀式をするようになるのです。

サイズは、どこにでも持ち歩けるよう、ママのバッグに入る大きさのものがおススメ。そして、出来るだけ肌触りのよいものを選ぶと良いかと思います。

毛布やタオルがママよりも安心するなんて少しだけジェラシーですが、それさえあれば赤ちゃんがいつでも安心してくれるので、わたし個人としては一番おススメの方法です。


どの入眠儀式も、1日、2日では習慣化しないかもしれませんが、赤ちゃんにとって一番の安眠剤は、“ママが穏やかでいること”。

穏やかに接することで、赤ちゃんが安心して眠りやすくなるということを念頭において、入眠儀式を根気強く続けてみてくださいね。

●ライター/アンジ(ママライター)

編集部追記

今回のコラムでは、赤ちゃんを上手に寝かしつける方法として、「毎日同じ入眠儀式をしてみましょう」という視点でアドバイスをいただきました。

「赤ちゃんの寝かしつけ(入眠儀式)」について、一般的にはどう言われているのか、編集部でまとめてみました。

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赤ちゃんには、まだ“生活リズム”がない

当たり前のことですが、生まれたばかりの赤ちゃんにはまだ“生活リズム”というものがありません。

赤ちゃんがまとまって眠ることをしないのはそれが原因とも言われています。

そのため、親が眠りにつかせるための習慣を作ってあげる必要があります。

寝かしつけの方法は人それぞれ違うため、それこそ種類は無限大にありますが、それをとっかえひっかえ試すのは逆効果です。

毎日同じ条件で繰り返し寝かしつけを行うことで、赤ちゃんは「○○だから寝なきゃ」と反射的に思うようになりますが、毎日違う方法だと習慣が作られないため、赤ちゃんが混乱してしまいます。

赤ちゃんの寝ぐずりはママやパパの睡眠時間も一緒に削るので、精神的に負担を感じるものですが、焦らずゆっくり入眠儀式を定着させてあげるようにしましょう。

これが、赤ちゃんを寝かしつけるときに前提となるポイントです。

赤ちゃんがスムーズに眠ってくれない理由

毎日の寝かしつけに疲れているママなら、気になったことのある問題ではないでしょうか。

赤ちゃんが寝ぐずりをする原因は、まだ明確には解明されていないそうですが、身体的な原因であれば比較的特定しやすいです。

たとえば、

・お腹がすいている
・お腹がいっぱいでげっぷが苦しい
・室温が暑いor寒い
・お昼寝したので体力があり余っている

といった、大人と同様の理由もあれば、

・生活リズムがまだ定着していない
・心細かったり、眠ることに不安がある

というような赤ちゃんならではの理由も考えられます。

赤ちゃんがなかなか眠らなくて困っているママは、参考にしてみるといいかもしれません。

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素直に眠ってくれるかどうかは“赤ちゃんの気質”次第!?

赤ちゃんの寝ぐずりに頭を抱えるママは多いものですが、あまり寝ぐずりをしない赤ちゃんもいるようです。

新生児の睡眠時間は、生まれたばかりのころは20時間とも言われており、ほとんど一日中眠っています。

そのあと1歳以降になると大体半日くらいの睡眠時間になっていきますが、寝ぐずりのおかげでそんな長時間眠っているとは思えないですよね。

寝ぐずりのツラさは、寝かしつけまでにかかる時間の長さにありますが、中には2時間寝かしつけても元気ビンビンな赤ちゃんもいるようです。

しかし、一方では、10分足らずの寝かしつけでコロリと寝てしまう赤ちゃんもおり、ママの寝かしつけで“素直に寝るか寝ないか”は、赤ちゃんの気質によるものだと言われています。

赤ちゃんがなかなか眠ってくれなくでも、「そういう子なんだ」と思って肩の力を抜きましょう

赤ちゃんを寝かしつけるときの注意点3つ

上述した通り、赤ちゃんの寝かしつけ方法は人それぞれ無限にありますが、これだけは注意してほしいというポイントがあります。

以下では、寝かしつけ時の主な注意点をご紹介します。

(1)携帯電話やテレビを使わない

赤ちゃんがなかなか眠ってくれず、ママも疲れている状態だと、ついテレビや携帯といった道具に頼ってしまいがちです。

しかし、テレビや携帯電話は赤ちゃんの視覚や聴覚を強く刺激するため、逆に興奮してしまう結果になります。

面倒でも、テレビや携帯には頼らないようにしましょう。

(2)長時間の腕まくらはしない

赤ちゃんを寝かしつける際に腕まくらをするママは少なくありませんが、腕まくらにはさまざまなリスクが潜んでいます。

たとえば、腕まくらをされた赤ちゃんは頭の位置が高くなります。頭の位置が高くなると寝返りしたときに勢いがついてしまい、うつ伏せになってしまいがちです。

うつ伏せは窒息の可能性がある危険な体勢ですので、なるべく長時間の腕まくらはやめるようにしましょう。

なお、ママが赤ちゃんの様子をずっと見ていられる短時間であれば、腕まくらは効果的です。

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(3)添い乳

これは賛否が別れるところですが、寝かしつけ目的で添い乳をするのは危険とされています。

添い乳にはママの体温をじかに感じることでスキンシップ効果があったり、すぐに寝付いてくれるなどのメリットがあります。

しかし、母乳を飲みながら中途半端に眠りにつくと、熟睡できない可能性があるとの言われています。

また、母乳を飲んだあとにげっぷを出せずにお腹に空気がたまってしまうため、お腹の張りで痛みを感じることもあります。

それだけではなく、ママが添い乳中に一緒に居眠りしてしまうことで、赤ちゃんの鼻と口を塞いでしまい、窒息してしまうというケースもあるのです。

(2)と同じことですが、寝かしつけ中はしっかりと赤ちゃんの様子を観察しておくようにしましょう。

成長段階別に寝かしつけ方法を変えよう

一口に赤ちゃんの寝かしつけといっても、赤ちゃんにはいろんな成長段階があります。

その時々に合わせて、寝かしつけの方法を変えてみるようにしましょう。

例えば、新生児の場合は自分の手足の動きにびっくりして起きることもあるので、おくるみで包んであげると効果的だと言われています。

また、添い寝をしたり、夜は電気を消したりなども有効ですので試してみるといいかもしれません。

赤ちゃんの首が据わるようになると、抱っこヒモが使えるので、立ったままゆらゆらすると眠ってくれることが多いようです。

1歳くらいになると、体力もついてくるので、昼間にしっかりと遊ばせておくことが大切です。

このように、赤ちゃんの成長段階によって適切な寝かしつけ方法は変わっていきますが、どの段階においても大切なのは、“お腹いっぱい”にさせて寝かしつけることです。

どんなに工夫して寝かしつけても空腹だと途中で起きてしまうので、寝かしつける前には母乳やミルクを与えるようにしましょう。

赤ちゃんの寝かしつけにはこれ!

上記コラムでも入眠儀式について紹介していますが、ここではそこに含まれなかった寝かしつけ方法についてお話ししていきます。

(a)オルゴールやクラシック音楽を聞かせる

赤ちゃんの寝かしつけで代表的な方法は子守唄ですが、ママが疲れているときにはしんどいこともあると思います。

そんなときは、オルゴールやクラシック音楽など、ゆったりした曲調のものを聞かせてみましょう。

とくにクラシック音楽の中でもモーツァルトの曲には“1/fゆらぎ”という、人間がリラックスした際に出すa波と同じ波長のゆらぎがあると言われ、睡眠に誘導する効果があるようです。

(b)絵本の読み聞かせ

絵本の読み聞かせといえば、「内容が分からなければ意味がない」と思っている方もいることでしょう。

しかし、赤ちゃんはママの声を聞くだけでリラックスするといわれているため、絵本の読み聞かせは効果的です。

赤ちゃんへの読み聞かせるでオススメされている絵本には、

・『いないいないばあ』松谷みよ子・作/瀬川康男・絵
・『もこ もこもこ』谷川俊太郎・作/元永定正・絵
・『それじゃあびりびり』まついのりこ・作

などがありますので、興味のある方は手に取ってみてください。

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(c)ベビーマッサージ

最近はメジャーになったベビーマッサージですが、赤ちゃんとママとのスキンシップになるのでオススメです。

赤ちゃんはスキンシップを通してママの愛情を感じ取ることができるため、リラックスして入眠しやすくなります。

また、手足には眠りを誘導するツボがあるため、手足をマッサージして体をあたためてあげるのこ効果的です。

(d)ビニール袋をガサガサする

これは意外な方法ですが、大人にとっては雑音に感じるビニール袋のガサガサ音も、赤ちゃんにとっては心地よい音に聞こえるようです。

実際に泣き叫んでいる赤ちゃんにビニール袋の音を聞かせると泣き止んだという事例は数多くあります。

ビニール袋の音を聞くと赤ちゃんがリラックスする理由については、体内の音に似ているのではないかという説が有力なようです。

(e)車でドライブ

赤ちゃんがどうしても眠らない場合は、思い切って外に連れ出してみるのもいいでしょう。

車が走っているときの小刻みな揺れにはリラックス効果があり、いつのまにか赤ちゃんが眠っていることも多いようです。

しかし、車の揺れは大人にも影響するので、居眠り運転にならないように気をつけましょう。

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海外の寝かしつけ事情

これまでは日本の寝かしつけ事情について見てきましたが、海外ではどのように寝かしつけを行っているのでしょうか。

海外の寝かしつけでよく紹介されるのは、アメリカ式の寝かしつけ。

アメリカでは、子どもの自立心を育てるために、親の寝室と赤ちゃんの寝室を分けているようです

どちらかというと赤ちゃんに付きっきりな日本人からすると、驚きの寝かしつけ方法ですね。

しかし、ここで注意してほしいのは、生後間もない赤ちゃんに関しては一緒の部屋で寝ていることです。

「アメリカのママがやってるから」といって新生児を一人っきりで寝かせるのは大変危険です。

また、よく誤解されがちなのは、「アメリカ人は赤ちゃんをほったらかす」というイメージ。

アメリカの人は寝室を別にしますが、赤ちゃんが夜泣きすれば必ず様子を見に部屋まで行って、あやします。

つまり、アメリカの親もしっかりと赤ちゃんを見守っているということです。

赤ちゃんの夜泣きを放置していると、サイレントベビーになって、将来コミュニケーション能力が低くなったり、病気リスクを高めてしまう恐れもあります。

アメリカ式の育児はママの負担を軽くしてくれるというメリットがありますが、上記のようなことを踏まえ、安易にマネをしないようにしましょう。

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パパも寝かしつけをしよう!

赤ちゃんの寝かしつけといえば、“ママの仕事”というイメージがありますが、男性の育児参加が当たり前になっている今、寝かしつけをするようになったパパも多いのではないでしょうか。

しかし、パパの中には、あらゆる育児の中でも寝かしつけがとくに苦手だという人も少なくないようです。

たしかに男性は外で仕事をしている人が多いため、睡眠時間を削られるのはキツいですよね。また、ママのように添い乳ができないなどの男性ならではのハンデもあります。

それでも、夜中に起きて赤ちゃんをあやすツラい寝かしつけをママだけに任せてはいけません。赤ちゃんの寝かしつけにはパパが有利なことだってあるのです。

たとえば、抱っこして揺らしたりするのは力持ちであるパパの方が疲れにくいですよね。上記で触れたドライブも、男性の方が上手なことが多いです。

“赤ちゃんの寝かしつけ=ママの仕事”という概念を捨てて、パパも積極的に寝かしつけをするようにしましょう。

しばらしくして慣れてくれば、自分の腕のなかで眠る赤ちゃんに愛しさを感じるはずです。


「寝かしつけの注意点」や「海外の寝かしつけ事情」などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

赤ちゃんの寝ぐずりはパパやママの睡眠時間を削るのでツラいところですが、入眠儀式を習慣化することで寝かしつけを簡単にしていきましょう。

今は手がかかる赤ちゃんも、いずれは成長して親の手が離れるときが来ます。わが子を腕に抱ける今だけの特権だと思って、楽しめるといいですね。

(パピマミ編集部/上地)

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