モラハラ夫の特徴と対処法

【女性からのご相談】
私は、今の旦那と結婚してから専業主婦をしています。毎月ちゃんとした生活が送れるように、家事や貯金・節約を私なりに頑張っています。しかし、私は要領が悪いのか、旦那から、「お前はそんなこともできないのか!」「誰のおかげでメシが食っていけてると思ってるんだ! 専業主婦のくせに」とよく言われます。ケンカした後、どうしてあんな傷つくようなことを言ったのかと聞くと、「お前のその態度が言わせている。そう話すように仕向けている」といいます。

何を言っても私のせいにしかされず、それでも優しいところもあるので、あの時は私が悪かったと反省しては、上記のような繰り返しです。正直、毎日辛いです。結婚生活ってこんなものなのでしょうか。こんな私に何かアドバイスがあれば教えてください。


ご相談ありがとうございます。アディーレ法律事務所弁護士の篠田恵里香です。

最近よく聞くようになった、「モラルハラスメント」の典型事例ですね。今の状況が続いていくと、ご相談者さんのお気持ちのバランスが心配です。

「モラルハラスメント(モラハラ)」とは、「道徳的嫌がらせ」のことです。

例えば、侮辱等の暴言、言葉の暴力等によって相手を精神的に追い詰める行為のことですね。離婚相談においても、ここ数年で、「モラハラ」を原因とする相談が増えているように思います。

以前は、DVや浮気が典型でしたが、モラハラもいまや離婚の主要な原因として挙げられるといえるでしょう。

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法律上の見解は、外で働く夫も家事を頑張る妻も「同じく働いている」という評価

モラハラに苦しむ女性の多くは、「お前はダメだ。母親失格だ」等と言われているうちに、本当に、「自分はダメ人間だ。叱られるのも当然だ。自分が悪いんだ」と思い込むようになってしまいます。

何ら責められるところはないのに、「社会に出ていない」とか「夫より学歴が低い」といった事情を大きく受け止めすぎて、「自分が悪い」と思ってしまうようです。

夫はたしかに稼いでいますが、妻も家事を頑張っています。

法律上の考え方は、「外で働く夫も、家事を頑張る妻も、同じく働いている」という評価です。だからこそ、夫の稼いだお金も、離婚の際には、「半分ずつ分ける」のです。特に専業主婦の方は、「自分が働いていない」ことに非を感じるようですが、専業主婦も立派な仕事です。

毎日家計のために節約をしていますし、ご飯のメニューだって一生懸命考えています。子育てにおいては、本当に尊いことです。旦那さんや子どものことを、常に考えているわけですから、妻は立派なのです。

何も悪くなんかありませんので、まずは自信を持ってください。

このようなモラハラ夫への対処法としては、「上に立たせてあげておく」のが一番

実は、このような夫は、会社や取引先などでペコペコしたり、上司に叱られたりと、ストレスを抱えていることが多いのです。外では満たされない「自尊心」を無理やり家で満たしたいがために、相手を卑下するようなことをいい、「自分が上に立ちたい」のです。

「あなた、えらいわ。すごいわね」と言ってあげるととても喜ぶので、褒め言葉をたくさんかけることもしてみてはいかがでしょうか。

逆に、夫に、「ダメね」と批判したり、反抗したりすると、異常に逆上し、モラハラがひどくなる可能性がありますので、相手が失敗した時でも、「あなたにしては珍しいわね」とうまく立ててあげるのがよいと思います。


モラハラで悩みすぎると、場合によって精神的なバランスが崩れてしまう可能性もあります。

抱えこまずに、気持ちの余裕を残す一歩として、身近な人や弁護士などの専門家にお気軽に相談をしてみてはいかがでしょうか。

●ライター/篠田恵里香(アディーレ法律事務所:東京弁護士会所属)

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